ルブレフがガスケに辛勝、カラツェフらとともに準々決勝へ [ATPマルセイユ]
ATPツアー公式戦の「オープン13プロバンス」(ATP250/フランス・マルセイユ/2月14~20日/賞金総額62万2610ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第4シードのアスラン・カラツェフ(ロシア)が18歳のオルガ・ルーネ(デンマーク)を6-3 7-6(1)で倒してベスト8に進出した。
上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、カラツェフはこの試合が初戦だった。
第2セット5-4のサービング・フォー・ザ・マッチで締めくくることができなかったカラツェフは、「第1セットでかなりいいスタートを切ることができたが、第2セットでは5-4から少し硬くなってしまった。ナーバスになってしまったのだが、2セットで試合を終えることができてよかったよ」と試合を振り返った。
第2シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)はテクニシャンのリシャール・ガスケ(フランス)を相手に大苦戦を強いられたが、最終的に4-6 6-3 7-6(3)で何とか競り勝った。地元フランスのガスケは第3セットで一時5-2とリードしていたが、5-3からのサービスゲームをキープすることができなかった。
一気に5-6と逆転されたガスケも意地を見せ、ブレークバックしてタイブレークに持ち込んだ。しかしそこではルブレフが体勢を立て直し、やや疲労を見せ始めたガスケを抑えて試合を終わらせた。
「彼(ガスケ)のレベルは非常に高かった。彼は僕と同じくらい勝つに値したよ」とルブレフは試合後に相手を称えた。彼は準々決勝で、ラドゥ・アルボット(モルドバ)とルカ・プイユ(フランス)の勝者と対戦する。ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したプイユはこの日1回戦を戦い、第6シードのタロン・グリークスプア(オランダ)を7-5 3-6 6-1で振りきった。
そのほかの試合では第5シードのイリヤ・イバシカ(ベラルーシ)がステファノ・トラバグリア(イタリア)を6-1 6-3で下して8強入りを決め、第9シードのバンジャマン・ボンジ(フランス)はカミル・マイクシャク(ポーランド)を7-6(1) 6-4で退け2回戦に駒を進めた。
写真◎Getty Images
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