ガスケが初戦突破、モンペリエ準々決勝で敗れたイーメル弟に雪辱「戦いきることができた」 [ATPマルセイユ]

写真は2021年ロレックス・パリ・マスターズでのリシャール・ガスケ(フランス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「オープン13プロバンス」(ATP250/フランス・マルセイユ/2月14~20日/賞金総額62万2610ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦でリシャール・ガスケ(フランス)が第2セットでセットポイントを凌いだ末に5ゲームを連取し、ミカエル・イーメル(スウェーデン)を6-4 7-5で退けた。

 2週間前のモンペリエ準々決勝で同じイーメルにフルセットで敗れていたガスケはオンラインに決めるショットや巧みなプレースメントなどで観客を魅了したあと、「あの試合ではその前の2試合が厳しいものだったため、僕は疲労して回復に苦労していた。今日は肉体的によりエネルギーがあり、あのときよりよかった。勝つためにしっかり戦いきることができたよ」と話した。

「僕はもはや以前ほど体力がない。今の僕はよりいいサービスを打つように心掛け、ボールをより早いタイミングでとらえるようにしている。体力を節約するために重要なことだ」

 ガスケは次のラウンドで、第2シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦する。上位4シードは初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 そのほかの試合では第5シードのイリヤ・イバシカ(ベラルーシ)がノルベルト・ゴンボス(スロバキア)を7-6(5) 6-3で倒し、ステファノ・トラバグリア(イタリア)はヘンリー・ラクソネン(スイス)との接戦を6-2 6-7(5) 7-6(1)で制し、勝ち上がった両者が2回戦で対決することになった。

 今大会にはほかに前週のロッテルダムの決勝を戦ったステファノス・チチパス(ギリシャ)とフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)に加え、アスラン・カラツェフ(ロシア)が上位シードで出場している。第3シードのオジェ アリアシムはロッテルダム優勝後の初戦となる2回戦で、ともにワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したジル・シモン(フランス)とジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)の勝者と顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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