グランドスラム優勝経験者3人を連破したオスタペンコが準決勝へ、次はハレプ [ドバイ選手権]

写真はエレナ・オスタペンコ(ラトビア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権」(WTA500/アラブ首長国連邦・ドバイ/2月14~19日/賞金総額70万3580ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、エレナ・オスタペンコ(ラトビア)がペトラ・クビトバ(チェコ)との接戦を5-7 7-5 7-6(9)で制してベスト4進出を決めた。試合時間は2時間39分。

 第1セットを先取したクビトバは第2セットも5-3とリードしたが、オスタペンコがそこから4ゲームを連取してセットオールに追いついた。オスタペンコは第3セットでも4-5からブレークバックしてタイブレークに持ち込み、7-8からマッチポイントを凌いで勝利をもぎ取った。

 今大会でのオスタペンコは1回戦でソフィア・ケニン(アメリカ)、2回戦では第6シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)を破っており、グランドスラム大会優勝経験者を3人連続で倒した。オスタペンコは同大会に過去5度出場したが、4度の本戦で1勝しか挙げていなかった。

 2017年フレンチ・オープン覇者のオスタペンコは準決勝で、グランドスラム大会で2度チャンピオンに輝いた実績を持つシモナ・ハレプ(ルーマニア)と対戦する。ハレプはこの日、第8シードのオンス・ジャバー(チュニジア)を6-4 6-3で下して勝ち上がった。

 もうひとつの準決勝は、ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)とマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)の顔合わせとなった。クデルメトワがラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のジル・タイヒマン(スイス)に6-2 5-7 6-4で競り勝ち、ボンドルソバは同じ予選勝者のデヤナ・イエストレムスカ(ウクライナ)を7-5 6-4で退けた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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