ルブレフがマクドナルドに逆転勝利で2年連続ベスト4進出「重要なのは向上し続けること」 [ドバイ選手権]
ATPツアー公式戦の「ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権」(ATP500/アラブ首長国連邦・ドバイ/2月21~26日/賞金総額294万9665ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で第2シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)がマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)を2-6 6-3 6-1で倒し、昨年に続いてベスト4進出を決めた。
試合の序盤で苦戦を強いられたルブレフは第2セットでブレークポイントを握られながらも踏み堪え、そこから流れを逆転させた。
「何が起こるかわからないから、僕はとにかく戦い続けようとしたんだ。2-2で何とかブレークすることができ、そこからの僕のプレーがよくなり始めて試合の流れを変えることができたね。素晴らしい結果であり、明日にまた何が起きるか見るのを楽しみにしている。凄くうれしいよ。もっとも重要なのは、向上し続けることなんだ」とルブレフは試合後に語った。
ルブレフは準決勝で、第4シードのヤニク・シナー(イタリア)を6-3 6-3で破って勝ち上がった第5シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)と対戦する。
シナーとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越したフルカチュは試合後のオンコートインタビューで、「今日は自分のパフォーマンスにこの上なく満足している。ヤニクはいい友人だ。彼は本当にいい奴なんだよ。彼は非常にいいテニスをし、このところ凄くいい活躍を見せているしね」と話した。
もうひとつの準決勝は、デニス・シャポバロフ(カナダ)とイリ・ベセリ(チェコ)の顔合わせとなった。第6シードのシャポバロフが予選勝者のリカルダス・ベランキス(リトアニア)を7-6(4) 6-3で退け、予選から勝ち上がってきた世界ランク123位のベセリは第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を6-4 7-6(4)で倒す番狂わせを演じた。
この結果によりジョコビッチは、大会後に更新されるATPランキングでダニール・メドベージェフ(ロシア)に世界1位の座を譲り渡すことが確定した。
写真◎Getty Images
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