国際テニス連盟（ITF）の女子ツアー下部大会「FORTE 60 WOMEN'S」（ITFワールドテニスツアーW60／カザフスタン・ヌルスルタン／2月21～27日／賞金総額6万ドル／室内ハードコート）の女子シングルス準々決勝で、第5シードの奈良くるみ（安藤証券）は予選から勝ち上がってきたアンゼリカ・イサエワ（ロシア）に4-6 3-6で敗れた。試合時間は1時間21分。

　30歳の奈良がITFワールドテニスツアーW60の大会で準々決勝以上に勝ち進んだのは、4強入りした昨年10月のバークレー（ハードコート）以来だった。

　今大会での奈良は1回戦でワイルドカード（主催者推薦枠）のエカテリーナ・ディミトリチェンコ（カザフスタン）を6-4 6-0で、2回戦では予選勝者のマリア・ティモフェーワ（ロシア）を6-3 6-4で破って勝ち上がっていた。

　そのほかの日本勢は予選を勝ち上がった華谷和生（三浦工業）がシングルスに、内島萌夏（フリー）はバレリア・サビンキ（ロシア）とのペアでダブルスに出場していたが、いずれも初戦敗退に終わっていた。（テニスマガジン）

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、WCはワイルドカード（主催者推薦枠）、Qは予選勝者

日本人選手の試合結果

女子シングルス準々決勝

●17奈良くるみ（日本／安藤証券）[5] 4-6 3-6 ○21アンゼリカ・イサエワ（ロシア）[Q]

女子シングルス2回戦

○17奈良くるみ（日本／安藤証券）[5] 6-3 6-4  ●20マリア・ティモフェーワ（ロシア）[Q]

女子シングルス1回戦

○17奈良くるみ（日本／安藤証券）[5] 6-4 6-0  ●18エカテリーナ・ディミトリチェンコ（カザフスタン）[WC]

●27華谷和生（日本／三浦工業）[Q] 6-3 1-6 2-6 ○28ナタリア・ビクトリアンセワ（ロシア）

女子ダブルス1回戦

●2バレリア・サビンキ／内島萌夏（ロシア／フリー）6-3 4-6 [7-10] ○1アリョーナ・ボルソバ／グリート・ミネン（スペイン／ベルギー）[1]

予選決勝

○25華谷和生（日本／三浦工業）[7] 6-4 7-6(9) ●27ラトゥーヤ・ボーセール（インド）

予選1回戦

○25華谷和生（日本／三浦工業）[7] 7-6(4) 6-1 ●26アナスタシヤ・ポプラフスカ（ロシア）