「世界中が平和であることに手助けをしたい」メドベージェフ [ATPアカプルコ]

準々決勝で西岡良仁(ミキハウス)を倒したメドベージェフ(ロシア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「アビエルト・メキシカーノ・テルセル」(ATP500/メキシコ・アカプルコ/2月21~26日/賞金総額183万2890ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で第1シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)が予選から勝ち上がってきた日本の西岡良仁(ミキハウス)を6-2 6-3で下し、平和を訴えた。

「テニス選手として、世界中が平和であることの手助けをしたい。僕らは世界各国でプレーしている。ジュニアとして、プロとしてたくさんの国でプレーしてきた。今流れているニュースを見ると心が痛い。僕は全面的に平和を望んでいる」

 メドベージェフは先週、マルセイユでアンドレイ・ルブレフ(ロシア)がウクライナ人のデニス・モルチャノフとダブルスを組んで優勝したことを称えた。

「本当に素晴らしいこと。今一番大事なことは皆がひとつになることだから」

 金曜日に行われる準決勝で、メドベージェフはトミー・ポール(アメリカ)を6-0 7-6(5)で破って勝ち上がった第4シードのラファエル・ナダル(スペイン)と対戦する。

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