シルステアら3人が準々決勝へ、ラッキールーザーで本戦入りの本玉真唯は惜敗 [リヨン・オープン]

写真はサンクトペテルブルク・レディース・トロフィーでのソラナ・シルステア(ルーマニア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「シジエム サンス・メトロポル ド リヨン・オープン」(WTA250/フランス・リヨン/2月日28~3月6日/賞金総額23万9477ドル/室内ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第2シードのソラナ・シルステア(ルーマニア)が予選勝者のシュテファニー・フェーゲレ(スイス)を6-3 7-5で倒してベスト8に進出した。

 シルステアは次のラウンドで、アンナ・ボンダール(ハンガリー)と対戦する。ボンダールは第1セットを6-3で先取したあと、対戦相手だった予選勝者のケイティ・ブルター(イギリス)が左足のケガを理由に棄権したため勝ち上がった。

 この日は2回戦がもう1試合行われ、第7シードのアリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)がバルバラ・グラチェワ(ロシア)を6-2 6-4で下して8強入りを決めた。

 そのほかの試合では第3シードのビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)が日本の本玉真唯(島津製作所)に1-6 6-4 6-4で競り勝ち、ビタリア・ディアトチェンコ(ロシア)はアンナ レナ・フリードサム(ドイツ)を6-3 2-6 6-4で振りきり、勝ち上がった両者が2回戦で顔を合わせることになった。

 ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)として本戦入りした本玉は深いストロークとドロップショットを巧みに織り交ぜてゴルビッチを振り回して出だしでいきなり5-0とリードし、最後は相手のバックサイドにフォアハンドを叩き込んで第1セットを先取した。

 しかし続く第2セットではよりネットを取りにくるゴルビッチを前に最初のサービスゲームをブレークされ、結局このセットを4-6で落としてセットトールに追いつかれた。競り合いとなった最終セットでもラリーで互角に渡り合った本玉は2-4から4-5と迫ったが、第10ゲームをキープできずあと一歩のところで勝利を掴むことができなかった。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles