タイトル防衛を目指すフェルナンデスが相性のいいメキシコで3度目の決勝進出「ここではとてもいい思い出がある」 [WTAモンテレイ]

写真はレイラ・フェルナンデス(カナダ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「GNP保険オープン」(WTA250/メキシコ・ヌエボ レオン州モンテレイ/2月日28~3月6日/賞金総額23万9477ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第2シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ)がベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)を6-1 6-4で下して大会連覇に王手をかけた。

 フェルナンデスはメキシコと相性がよく、ツアーレベルで至った4度の決勝のうち3つがメキシコの地で実現している。彼女は昨年の同大会でツアー初タイトルを獲得し、2020年アカプルコでは決勝でヘザー・ワトソン(イギリス)に敗れはしたが準優勝を飾った。残るもうひとつは言うまでもなく、センセーションを巻き起こした昨年のUSオープンだ。

「私はただ、自分と同じくらいスポーツを愛する人々の前でテニスをプレーすることを楽しんでいるの。彼らは厳しい瞬間に私を応援し、私の対戦相手にも声援を送る。コートに送られるエネルギーはとてもポジティブなものだわ」と19歳のフェルナンデスは語った。

「メキシコにいるときに不満なんてまったくないわ。ここで過ごした時間は常に素晴らしく、いつも楽しんでとてもいい思い出があるの。これから先もここメキシコでもっと多くの試合をプレーするのが待ち遠しいくらいよ」

 これに先立ち行われたもうひとつの準決勝では、第5シードのカミラ・オソリオ(コロンビア)が第6シードのヌリア・パリザス ディアス(スペイン)を6-4 6-4で退けた。深夜に終了した前日の準々決勝で第1シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を大接戦の末に倒していたオソリオは睡眠不足に苦しめられる様子もなく、堅実なプレーでキャリア3度目となるツアー決勝に駒を進めた。

 世界ランク自己最高の44位で今大会を迎えている20歳のオソリオは、この活躍により週明けに更新されるWTAランキングで初めてトップ40入りすることが確実となった。

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写真◎Getty Images

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