シフィオンテクが2回戦に続く1セットダウンからの逆転勝利で2連連続16強入り [WTAインディアンウェルズ]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「BNPパリバ・オープン」(WTA1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日9~20日/賞金総額836万9455ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第3シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第29シードのクララ・タウソン(デンマーク)を6-7(3) 6-2 6-1で倒してベスト16に進出した。試合時間は2時間18分。

 2月末のドーハ(WTA1000/ハードコート)でタイトルを獲得した20歳のシフィオンテクは連勝記録を「7」に伸ばし、今季の女子ツアーでトップのマッチ17勝目を挙げた。

 2回戦でもアンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)に対して第1セットを落としていたシフィオンテクは2試合連続でフルセット勝利をおさめ、同大会では本戦デビューを飾った昨年に続く16強入りを決めた。

 第1シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)が肘のケガを理由に欠場して第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)は初戦敗退を喫したため、シフィオンテクは今大会の同種目で勝ち残っている最上位の選手となる。また彼女は大会後に更新される世界ランクで、サバレンカを追い抜くことが確実となった。

 シフィオンテクは次のラウンドで、第23シードのダリア・カサキナ(ロシア)を6-2 6-1で破って勝ち上がった第15シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)と対戦する。

 そのほかの試合では第24シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)、第25シードのマディソン・キーズ(アメリカ)、第26シードのソラナ・シルステア(ルーマニア)、第28シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)、ペトラ・マルティッチ(クロアチア)、予選勝者のハリエット・ダート(イギリス)が3回戦を突破した。

 ハレプが18歳の誕生日を迎えた第16シードのコリ・ガウフ(アメリカ)を6-3 6-4で退け、マルティッチは第11シードのエマ・ラドゥカヌ(イギリス)に6-7(3) 6-4 7-5で競り勝った。

 4回戦ではハレプがシルステアと、キーズがダートと、サムソノワはマルティッチと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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