18歳のアルカラスが前年覇者ノリーを倒し、憧れのナダルが待つ準決勝へ [ATPインディアンウェルズ]

写真はカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日10~20日/賞金総額955万4920ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で第19シードのカルロス・アルカラス(スペイン)がディフェンディング・チャンピオンで第12シードのキャメロン・ノリー(イギリス)を6-4 6-3で下し、ATPマスターズ1000大会では初のベスト4進出を決めた。

 この勝利によりアルカラスは、同大会で17歳で成し遂げた1988年のアンドレ・アガシ(アメリカ)に次いで若い準決勝進出者となった。

「マスターズ1000大会で初の準決勝を、テニスパラダイスであるここインディアンウェルズで戦えるというのは非常に特別なことだ。僕はすべての瞬間を楽しんだ。今の感慨を言い表す言葉はない」とスコア以上に競った試合を勝利で終えたあとにアルカラスは語った。

 試合は各セットで5度(計10回)のサービスブレークが起きる乱戦となり、アルカラスは各セットの序盤で劣勢に立たされながら巻き返した。

 そしてそれは何より、彼のアイドルであるラファエル・ナダル(スペイン)と対戦する権利を意味する勝利でもあった。第4シードのナダルはこれに先立ち行われた準々決勝でワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したニック・キリオス(オーストラリア)との接戦を7-6(0) 5-7 6-4で制し、キャリア最長となるシーズン開幕からの連勝を「19」に伸ばしていた。

 ふたりは昨年のマドリッドで初めて対戦し、そのときはアルカラスは1-6 2-6で敗れていた。

「もの凄くナーバスになっていたことを覚えているよ」とアルカラスはナダルとの初対戦を振り返った。

「でもあれから彼とは何回か練習したから、今回は彼に対してどうプレーすべきかがわかっている。この試合は前回とは少し違ったものになると思うよ。もちろん、彼が僕をふたたび滅多打ちにする可能性もあるだろうね。何が起こるかは、僕にはわからないな」

 男子プロテニス協会(ATP)によれば、準決勝でのスペイン人対決は同大会における46年の歴史で初めてのこととなる。

「ラファとの対戦は難しいけど、同時に僕はその瞬間、その試合を楽しむつもりだよ」とアルカラスはコメントした。

「自分のアイドルとの対戦なんて、毎日起こることじゃない。もし敗れたとしても、僕は幸せだろうね。でも今はラファに対して自分の最高のプレーをし、チャンスを掴めるようにすることだけに気持を集中させているよ」

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写真◎Getty Images

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