「自分のテニスを信じている」サカーリが前年覇者バドーサを倒してWTA100大会で初の決勝進出 [WTAインディアンウェルズ]

写真はWTA100大会で初の決勝進出を決めて涙を見せるマリア・サカーリ(ギリシャ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「BNPパリバ・オープン」(WTA1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日9~20日/賞金総額836万9455ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で第6シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)がタイトル防衛を目指していた第5シードのパウラ・バドーサ(スペイン)を6-2 4-6 6-1で倒し、WTA1000レベルで初となる決勝進出を果たした。

 この試合までこのレベルで4度準決勝に至りながらそのすべてで敗れていたサカーリは勝利を決めたあと、涙を浮かべて喜びを噛みしめた。

「まるでタイトルを獲ったかのような反応に見えたかもしれないから、ある人々の目には愚かと映ったかもしれないわね。でもときには、重要なのは優勝することだけではないのよ」とサカーリは語った。

「プレーヤーにとって、ある瞬間は非常に特別なものなの。そして今日は、そのひとつだったわ」

 WTA1000の大会で常に準決勝止まりだったことについて聞かれたサカーリは、「周りの人たちが準決勝のことや、私がそのハードルを越えることができないことを教えてくれたけど、私はいつも自信を持っていたから一度も考えたことはなかったわ。私には確固たる信念があったから、きっと直ぐに乗り越えられると信じていたの」と答えた。

 昨年のWTAファイナルズでバドーサに敗れていたサカーリは、「パウラは他の選手と違うプレーをするから、試合前にはとても心配していたの」と明かした。

「彼女は非常に重いショットを打ってくる。6ヵ月前にここで優勝していることから考えても、彼女はこの大会(とコンディション)が大好きなはずよ。でも私は自信を持って、最初から最後まで自分の力を信じ続けたわ」

 第2セットを落としたことについてサカーリは、「あるゲームで受け身になり過ぎてしまったから、もっとアグレッシブにいこうとしたけど既にリードされていて、彼女はサービスゲームで非常にいいプレーをしていたから挽回するのは難しかったわ」と振り返った。

「でも第2セットを落としたけどアグレッシブにプレーした結果だったから、第3セットで大いに助けとなったわ」

 サカーリは決勝で、第24シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)を7-6(6) 6-4で破って勝ち上がった第3シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。両者の対戦成績は3勝1敗でサカーリがリードしているが、最後に顔を合わせた今年のドーハではストレート負けを喫していた。

「彼女は1年前のイガじゃない。彼女はこのところ非常にアグレッシブにプレーしており、実際にドーハで対戦したときはその変わりように凄く驚いたわ」とサカーリは話し、強い警戒心を示した。

「私は本当に彼女を尊敬しているし、凄くいい子だから彼女のことは大好きよ。彼女が達成したことはすべて、彼女に相応しいものだわ。でもその一方で今の私は自分のテニスを強く信じており、大きな自信を持っているの」

 どちらが勝った場合でも、決勝の勝者は大会後に更新されるWTAランキングで2位に浮上することになる。

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写真◎Getty Images

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