細木咲良が今季初優勝、ITFツアーのシングルスでキャリア2勝目 [W15モナスティル]

写真は女子シングルスで優勝を飾った細木咲良(原商/右)と横田コーチ(写真提供◎細木咲良:原商所属)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「マジック・ホテル・ツアーズ」(ITFワールドテニスツアーW15/チュニジア・モナスティル/3月14~20日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第1シードの細木咲良(原商)がノーシードから勝ち上がってきたマノン・レオナール(フランス)を6-3 6-3で下してチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間29分。

 21歳の細木がITFツアーのシングルスでタイトルを獲得したのは、昨年3月のシャルム エル シェイク(W15/ハードコート)以来でキャリア2度目となる。決勝での戦績は、通算2勝3敗となった。

 今大会での細木は1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のシルビア マリア・コスタケ(ルーマニア)を6-3 6-3で、2回戦で16歳のミカエラ・ラキ(ギリシャ)を6-3 4-6 6-1で、準々決勝で16歳のセリーヌ・ネフ(スイス)を6-1 6-4で、準決勝では第4シードのエリッサ・バンランゲンドンク(ベルギー)を1-6 6-4 6-2で破って決勝進出を決めていた。

 ダブルスではワイルドカードで出場した永田杏里(慶應義塾大学)/吉岡希紗(早稲田大学)が3試合を勝ち抜き、決勝で第3シードのエレナ・ミロバノビッチ(セルビア)/バンランゲンドンクに4-6 7-6(4) [3-10]で敗れはしたが準優勝を飾った。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、JRはITFジュニア枠、SRはスペシャル・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)

上位の試合結果

女子シングルス決勝

○1細木咲良(日本/原商)[1] 6-3 6-3 ●28マノン・レオナール(フランス)[SR]

女子シングルス準決勝

○1細木咲良(日本/原商)[1] 1-6 6-4 6-2 ●9エリッサ・バンランゲンドンク(ベルギー)[4]

○28マノン・レオナール(フランス)[SR] 6-2 4-6 6-1 ●23ジュリー・ベルグラーブ(フランス)

女子シングルス準々決勝

○1細木咲良(日本/原商)[1] 6-1 6-4 ●7セリーヌ・ネフ(スイス)[JR]

○9エリッサ・バンランゲンドンク(ベルギー)[4] 3-6 6-3 6-4 ●14ヤスミン・マンスーリ(フランス)

○23ジュリー・ベルグラーブ(フランス)6-4 6-1 ●19イネス・イブー(アルジェリア)

○28マノン・レオナール(フランス)[SR] 6-3 6-2 ●32アンヘリカ・ラッジ(イタリア)[2]

女子ダブルス決勝

○5エレナ・ミロバノビッチ/エリッサ・バンランゲンドンク(セルビア/ベルギー)[3] 6-4 6-7(4) [10-3] ●10永田杏里/吉岡希紗(慶應義塾大学/早稲田大学)[WC]

女子ダブルス準決勝

○5エレナ・ミロバノビッチ/エリッサ・バンランゲンドンク(セルビア/ベルギー)[3] 6-4 6-4 ●1ジュリー・ベルグラーブ/ヤスミン・マンスーリ(フランス)[1]

○10永田杏里/吉岡希紗(慶應義塾大学/早稲田大学)[WC] 6-4 2-6 [10-7] ●16細木咲良/小関みちか(原商/橋本総業ホールディングス)[2]

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写真提供◎細木咲良:原商所属

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