シフィオンテクがサカーリを下して2大会連続優勝、マッチ11連勝で世界2位へ [WTAインディアンウェルズ]

写真はマッチ11連勝で2大会連続優勝を飾ったイイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「BNPパリバ・オープン」(WTA1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日9~20日/賞金総額836万9455ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第3シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第6シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)を6-4 6-1で下してチャンピオンに輝いた。

 2月末のドーハでもタイトルを獲得したシフィオンテクはWTA1000レベルで2大会連続優勝を飾り、連勝記録を「11」に伸ばした。

 強い風の中で行われた決勝は、序盤からブレークとダブルフォールトが乱れ飛ぶ奇妙な試合となった。コンディションに煩わされて双方が週を通して披露してきたような堅固でレベルの高いプレーを見せられないでいたが、よりうまく状況に対処したシフィオンテクが勝者として浮上した。

 特に第2セットでのサカーリはミスが非常に早く、第5シードのパウラ・バドーサ(スペイン)に対する準決勝で見られたような長く激しいラリーの応酬はほとんど目にすることができなかった。

 回り込んでフォアハンドを叩き込み、最初のチャンピオンシップポイントをものにしたシフィオンテクは表彰式の際に「今、ここにいることを予想してはいなかったわ。この大会にやってきたとき、数年のうちにここで優勝できたらいいななどと思っていたから」と笑顔で話し、「私たちは既に素敵なライバル関係を築いている。これからもっともっと、こういう試合をプレーすることになるでしょうね」とサカーリに向けて言葉を送った。

 一方のサカーリはシフィオンテクが強風のために「クレイジーな試合だった」と表現したこの決勝で、要所でのダブルフォールトを含め多くのアンフォーストエラーを犯して持ち前のしぶとくガッツ溢れるプレーを見せられなかったが、1週間を通して得た手応えは膨大だと振り返った。

「今日は負けたけど、今週の戦いを通して自分が成長したと心から思っているわ。私はいくつかの本当にいい試合をプレーした」と試合後の記者会見でサカーリはコメントした。

「優勝できなかった訳だから奇妙に響くかもしれなけれど、心の中に特別な場所を持つことになるような1週間だったわ。私は今週、自分が選手として進歩したと感じたの。それを手に、私は前に進んでいくわ」

 今大会の結果を受けてシフィオンテクがWTAランキングでアシュリー・バーティ(オーストラリア)に次ぐ2位に、サカーリは3位に浮上しそれぞれ自己最高を更新することになった。

「イガは私たちがあと10年は対戦し続けるだろうと言ったけど、私は自分があと10年プレーしているとは思わないわ。私たちの間には年齢差があるのよ」とサカーリは笑いながら言った。シフィオンテクがまだ20歳なのに対し、サカーリは26歳だ。

「でも彼女の言っていることを信じるわ。私がプレーしている限り、私たちふたりの間にはもっともっと多くの対戦があるでしょうね」

 サカーリはまた、昨年4強入りしたマイアミ・オープンが直ぐにあるのはこの敗戦の痛みを癒す最高の薬だと語った。

「メンタル的に、完璧な状況だと思う。数日後にはふたたびプレーしなければならないのだとわかっているけど、私はそのようなリズムに慣れているから。2日ほど休むつもりだけど、次の戦いであるマイアミへの準備には問題ないわ。あの大会は私に合っていると思うの」

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写真◎Getty Images

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