元世界1位マレーがデルボニスを退けメドベージェフとの2回戦へ [マイアミ・オープン]
ATPツアー公式戦の「マイアミ・オープン」(ATP1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月23日~4月3日/賞金総額955万4920ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、元世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)がフェデリコ・デルボニス(アルゼンチン)を7-6(4) 6-1で退けた。試合時間は1時間33分。
両者は2016年3月にインディアンウェルズ(ATP1000/ハードコート)の3回戦で一度マッチアップしており、そのときはマレーが4-6 6-4 6-7(3)で惜敗していた。
お互いにブレークポイントを与えずキープし合って進んだ第1セットはタイブレークに突入し、5-4から長いラリーを制したマレーが『ミニブレーク(タイブレークにおいて相手のサービスから始まったポイントを取ること)』に成功し、最後はデルボニスがダブルフォールトを犯してマレーが制した。
そのあとマレーはプレーレベルを上げ、第2セットでは早々にブレークして勝利に向けて突き進んだ。
「特に第1セットは難しかったよ。非常に競っていたけど、最後にはうまくやってのけたね」とマレーは試合後にコメントした。
「第1セットではお互いにサービスが非常によかったね。僕はタイブレーク5-4から非常に深くていいリターンを打つことができ、何とかあのポイントを取ることができたんだ。あれが試合の行方を決めるカギとなったよ」
今大会にワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したマレーは次のラウンドで、第1シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。メドベージェフはこの大会で4強入りすれば、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)から世界ランク1位の座を取り戻すことができる。
6人がプレーした地元アメリカ勢はトミー・ポール(アメリカ)、セバスチャン・コルダ(アメリカ)、ジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)、予選を勝ち上がってきたJ.J.ウルフ(アメリカ)の4人が2回戦に駒を進めた。
そのほかの試合ではロイド・ハリス(南アフリカ)、ユーゴ・アンベール(フランス)、ペドロ・マルチネス(スペイン)、ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)、マートン・フチョビッチ(ハンガリー)、アルトゥール・リンデルネック(フランス)、カミル・マイクシャク(ポーランド)、ジョーダン・トンプソン(オーストラリア)、アレクセイ・ポプリン(オーストラリア)、予選勝者の西岡良仁(ミキハウス)とミカエル・ククシュキン(カザフスタン)が初戦を突破した。
写真◎Getty Images
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