「ウクライナを守る人々からエネルギーをもらったが、もう限界」スビトリーナがツアー離脱を表明

3月11日、インディアンウェルズ1回戦で敗退して観客に手を振るエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)(Getty Images)


 3月のインディアンウェルズ、マイアミでともに初戦敗退に終わったエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)が自身のインスタグラムを更新し、腰痛のために4月15日と16日に行われるビリー ジーン・キング・カップのアメリカ戦を含め、ツアー大会をいくつか欠場すると発表した。

「この数ヵ月、メンタル面だけでなく、フィジカル的にも物凄く難しい期間だった。しばらくの間、腰の問題に悩まされてきた。このところ、痛みのために大会に向けて最高の準備ができていなかった。それと同時に母国ウクライナで起きていることを見るのは、私の心に耐えがたい痛みを及ぼしている。ウクライナの人々が国を守る勇敢さ、勇気は、私にコート上で戦い続けるエネルギーを与えてくれた。でも、もう体が限界にきてしばらく休まないといけない。残念ながら、ビリー ジーン・キング・カップとヨーロッパの大好きな大会をいくつか欠場しなければならない。なるべく早く復帰して、必ず皆とまた会えるようにする。この難しい時期に多くの声援、サポートをありがとう!」

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