メドベージェフがヘルニアの手術を受けると発表、1~2ヵ月の戦線離脱へ
世界ランク2位のダニール・メドベージェフ(ロシア)が4月2日に自身のツイッターを更新し、ヘルニアの手術を受けるため1~2ヵ月ほど戦線から離れることを発表した。
「僕はここ数ヵ月、軽度のヘルニアを抱えながらプレーしていました。チームの皆と話し合い、問題を解決するために小規模な手術を受けることを決めました。僕は恐らく1~2ヵ月の間、戦列から離れることになると思います。直ぐにコートに戻れるよう懸命に努力するつもりです。サポートをありがとう」とメドベージェフはツイッターを通して状況を説明した。
現在開催中のマイアミ・オープンに出場していた第1シードで出場していたメドベージェフは、そこで準決勝に進出すれば世界1位に返り咲くはずだったが、準々決勝で第8シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)に敗れていた。
フルカチュに対する試合を含め、マイアミで明らかにベストの調子ではなかったメドベージェフは敗戦後の記者会見で、「湿気のせいなのかはわからないけど、試合中にひどい疲れと眩暈を感じていた」と明かしていた。
その際にメドベージェフがヘルニアについて明かしていなかったこともあり、テレビで解説をしていた元トッププレーヤーのダニエラ・ハンチュコバ(スロバキア)は、「ある選手たちは湿気への対処により苦労する。またここのコートはかなり遅いので、ダニールは無理してよりアグレッシブにプレーすることを強いられ、追加的な努力を要求されていた」と過剰な疲労の原因を分析していた。
写真◎Getty Images
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