細木咲良がITFツアーのシングルスで3週連続優勝の快挙 [W15モナスティル]

写真は女子シングルスで優勝を飾った細木咲良(原商)(写真提供◎細木咲良:原商所属)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「マジック・ツアーズ」(ITFワールドテニスツアーW15/チュニジア・モナスティル/3月28日~4月3日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第4シードの細木咲良(原商)が第2シードのガーランド・ジョアンナ(台湾)を6-4 1-6 6-3で倒して3週連続優勝を飾った。試合時間は2時間22分。

 21歳の細木がITFツアーのシングルスでタイトルを獲得したのは、同地で開催された前週の大会に続いてキャリア4度目となる。決勝での戦績は、通算4勝3敗となった。

 今大会での細木は1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のソニア・カッサーニ(イタリア)を6-0 6-3で、2回戦でバラカット オインロモ・クアドレ(ナイジェリア)を6-1 6-0で、準々決勝でワン・メイリン(中国)を6-0 7-5で、準決勝では第1シードのヴェロニカ・ファルコウスカ(ポーランド)を6-1 6-0で破って決勝進出を決めていた。

 ダブルスではディレッタ・ケルビーニ(イタリア)とのペアで出場した倉持美穂(フリー)が2試合を勝ち抜いたあと、準決勝でワン/ヤオ・シンシン(中国)に6-7(3) 0-6で敗れていた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

上位の試合結果

女子シングルス決勝

○9細木咲良(日本/原商)[4] 6-4 1-6 6-3 ●32ガーランド・ジョアンナ(台湾)[2]

女子シングルス準決勝

○9細木咲良(日本/原商)[4] 6-1 6-0 ●1ヴェロニカ・ファルコウスカ(ポーランド)[1]

○32ガーランド・ジョアンナ(台湾)[2] 6-1 7-5 ●23ヤスミン・マンスーリ(フランス)

女子シングルス準々決勝

○1ヴェロニカ・ファルコウスカ(ポーランド)[1] 6-3 6-1 ●8ジャスミン・ギンブレーレ(オランダ)[5]

○9細木咲良(日本/原商)[4] 6-0 7-5 ●14ワン・メイリン(中国)

○23ヤスミン・マンスーリ(フランス)6-3 3-6 6-4 ●18永田杏里(日本/慶應義塾大学)[WC]

○32ガーランド・ジョアンナ(台湾)[2] 6-0 6-3 ●25エビータ・ラミレス(フランス)[8]

女子ダブルス決勝

○5ヤスミン・マンスーリ/ニーナ・ラドバノビッチ(フランス)[3] 7-5 6-3 ●15ワン・メイリン/ヤオ・シンシン(中国)

女子ダブルス準決勝

○5ヤスミン・マンスーリ/ニーナ・ラドバノビッチ(フランス)[3] 6-3 7-6(5) ●1ヴェロニカ・ファルコウスカ/ジベック・クランバエワ(ポーランド/カザフスタン)[1]

○15ワン・メイリン/ヤオ・シンシン(中国)7-6(3) 6-0 ●9ディレッタ・ケルビーニ/倉持美穂(イタリア/フリー)

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写真提供◎細木咲良:原商所属

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