WTAツアー公式戦の「クレジット・ワン・チャールストン・オープン」（WTA500／アメリカ・サウスカロライナ州チャールストン／4月4～10日／賞金総額88万8636ドル／クレーコート）の女子シングルス2回戦で、第1シードのアーニャ・サバレンカ（ベラルーシ）がアリソン・リスク（アメリカ）を7-6(3) 6-4で倒してベスト16に進出した。試合時間は1時間49分。

　上位8シードは1回戦がBYEで免除されており、サバレンカはこの試合が初戦だった。23歳のサバレンカは3月にインディアンウェルズとマイアミ（ともにWTA1000／ハードコート）で初戦敗退を喫していたが、連敗を「3」で食い止めた。

　第1セット5-4から4つのセットポイントを決め損ねたサバレンカは、もつれ込んだタイブレークで6度目のセットポイントをものにした。第2セットでのサバレンカは5-2とリードしたがリスクが奮起して5-4と追い上げられ、最終的に2度目のサービング・フォー・ザ・マッチを苦労しながらもキープして試合を終わらせた。

　サバレンカは次のラウンドで、ユリア・プティンセバ（カザフスタン）を6-1 6-2で破って勝ち上がった第15シードのアマンダ・アニシモワ（アメリカ）と顔を合わせる。アニシモワはここまで、サバレンカに対して2勝0敗の対戦成績を誇っている。

　この日初戦に臨んだサバレンカ以外の上位シード勢は第2シードのパウラ・バドーサ（スペイン）、第3シードのカロリーナ・プリスコバ（チェコ）、第6シードのジェシカ・ペグラ（アメリカ）、第9シードのマディソン・キーズ（アメリカ）が3回戦に駒を進めたが、第5シードのエレナ・リバキナ（カザフスタン）はアンヘリーナ・カリニーナ（ウクライナ）に4-6 6-2 4-6で敗れた。

　ワイルドカード（主催者推薦枠）で出場したエマ・ナバーロ（アメリカ）と対戦した第4シードのオンス・ジャバー（チュニジア）は6-3 5-2とリードしたが、雨により決着は翌日に持ち越されることになった。

　そのほかの試合では第10シードのベリンダ・ベンチッチ（スイス）、第12シードのアリゼ・コルネ（フランス）、エカテリーナ・アレクサンドロワ（ロシア）、カイア・カネピ（エストニア）、イリナ カメリア・ベグ（ルーマニア）、クレア・リュー（アメリカ）、ラッキールーザー（予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手）のココ・バンダウェイ（アメリカ）が16強入りを決めた。

　ベグが第14シードのアイラ・トムヤノビッチ（オーストラリア）を6-2 6-3で、リューは第16シードのジャン・シューアイ（中国）を7-5 2-6 6-4で倒してそれぞれシードダウンを演じた。トムヤノビッチはこれに先立ち、前日に第2セット4-4のところで中断していた1回戦で予選勝者のソフィー・チャン（アメリカ）を7-5 6-4で下していた。

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