ベレッティーニが手術後の近況を報告、クレーコートのマスターズ3大会は欠場の見通し

写真はBNPパリバ・オープンでのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)(Getty Images)


 右手に小規模な手術を受けたマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が現在の病状について、回復に思ったより時間がかかりそうだと報告した。彼は3月にインディアンウェルズの4回戦で敗れたあと、右手のケガを理由に続くマイアミを欠場していた。

 自身のインスタグラムを更新したベレッティーニは「専門医のアドバイスに従い、僕とチームは回復のプロセスに時間的プレッシャーをかけないことは非常に重要であると判断した」と述べ、復帰を焦らずクレーコートで開催されるATPマスターズ1000の3大会(モンテカルロ、マドリッド、ローマ)の出場を取り消すことを明かした。

 つまりベレッティーニの陣営は、5月半ばまでは大会復帰は難しいと見ていることになる。

「これらの大会、特に(母国で開催される)ローマを欠場するのは非常に厳しい決断でした。しかし重要なトロフィーを目指して最高レベルでこれから何年も戦えるようにするためには、正しい決断だと思っています。回復のプロセスは順調に進んでおり、またコートで皆さんにお会いできることを楽しみにしています」

 ベレッティーニは昨年のマドリッドで決勝に進出し、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に敗れはしたがマスターズ大会での自己最高成績をマークした。彼はATPツアーで挙げた5勝のうちの3つのタイトルをクレーコートで獲得しており、今季は2月のリオデジャネイロでプレーしたが準々決勝でカルロス・アルカラス(スペイン)に敗れていた。

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写真◎Getty Images

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