「カルロスは僕らの世代でも優勝できることを証明してくれた」アルカラスを倒したコルダ [モンテカルロ・マスターズ]

モンテカルロ・マスターズ2回戦でカルロス・アルカラス(スペイン)を倒して喜びを爆発させるセバスチャン・コルダ(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(ATP1000/モナコ・モンテカルロ/4月10~17日/賞金総額580万2475ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦でセバスチャン・コルダ(アメリカ)が第8シードのカルロス・アルカラス(スペイン)を7-6(2) 6-7(5) 6-3で倒し、勝因を語った。

「結構自信はあった。風上に立ったときは特に自信を持ってブレークできた。リターンさえできれば、ポイントを有利に戦えるとわかっていたからね。最終セット4-3になったとき、“こういう状況が大好きなんだ!”と思って、チャンスを生かしたよ」

風が強く難しいコンディションだったが、戦術などどんなことに集中していた?

「昨年のNext Gen ATPファイナルズで彼とは対戦していたけど、そのときとは別人のように強くなっている。途轍もない選手に成長した。今回初めてクレーコートで対戦したけど、“どんなものかな?”と思って、少し相手の様子を見ながらプレーした」

今後、君とカルロスは素晴らしいライバル関係になるかもしれない。そのような感覚はあった?

「そうなればいいね。カルロスとの対戦は楽しい。素晴らしい選手、人間だ。これから何年も、多くの試合で対戦できればいいね」

君とカルロスは昨年のネクストジェン決勝で戦った。マイアミでもその再現をしたかったんじゃないか?

「YesとNoどっちもだ。他の選手が活躍しているのは刺激になる。彼は今、僕ら若い世代のリーダーとして、僕らでもツアーで優勝できるということを証明して、新たな道を切り開いてくれている。彼を見ていると僕も頑張らなきゃいけないと思う」

今大会ダブルスにも出場しているが、シングルスでもプラスになっている?

「昨年はシングルスだけで、試合に入っていくのに苦労したりした。今年はそういう点でよくなっており、テイラー・フリッツ(アメリカ)とダブルスを組むのを楽しんでいる。シングルスに入っていくのにも自信になるんだ。特にボレーはよくなっていると思う」

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写真◎Getty Images

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