ティームがエストリル・オープンのワイルドカードを獲得、ベオグラードでのプレーも予定

写真は2021年ムトゥア・マドリッド・オープンでのドミニク・ティーム(オーストリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ミレニアム・エストリル・オープン」(ATP250/ポルトガル・エストリル/4月25日~5月1日/賞金総額59万7900ユーロ/クレーコート)からワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取り、ドミニク・ティーム(オーストリア)が同大会に初出場することになった。

 手首のケガを経て復帰の過程に取り組んでいるティームは現在開催中のモンテカルロ・マスターズ出場を予定していたが、足慣らしのために出場したスペイン・マルベーリャでのチャレンジャー大会のあと新型コロナウイルス(COVID-19)に感染したため欠場を余儀なくされていた。

「COVIDからの回復は順調に進んでおり、数日後にはふたたび大会でプレーできるようになることをお知らせしたいと思います。今年のカスカイスでプレーするためのワイルドカードを提供し、招待してくれたミレニアム・エストリル・オープンに感謝したいです」とティームはコメントした。

「ポルトガルでプレーして、僕のカムバックをスタートさせることを楽しみにしています」

 自身のSNSを通して3月30日にコロナ感染を報告していたティームは、1週間ほど前に検査結果が陰性となって気分もよくなったことを報告していた。

 同大会にはティームのほかにもフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、キャメロン・ノリー(イギリス)、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)らが出場を予定している。

 男子プロテニス協会(ATP)によれば、ティームは来週にセルビア・ベオグラードで行われるセルビア・オープンでのプレーも予定している。ティームは昨年6月にマヨルカのグラスコート大会で手首を負傷し、シーズンの残り期間を棒に振っていた。彼は前述のマルベーリャで復帰したが、1回戦負けを喫していた。

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写真◎Getty Images

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