オーストラリアが優勝、日本は地区予選3位で世界大会へ [ジュニアビリージーンキングカップU16アジア・オセアニア最終予選]

写真は左から木下晴結(LYNX TA大阪)、クロスリー真優(東京都TA)、齋藤咲良(MAT Tennis Academy)、濵裕一郎監督(写真提供◎公益財団法人日本テニス協会)


 国際テニス連盟(ITF)が主催する女子16才以下国別対抗戦「ジュニアビリージーンキングカップ(旧ジュニアフェドカップ)」のアジア/オセアニア最終予選(インド・ニューデリー/4月4~9日/ハードコート)が開催され、決勝でタイ(グループB・1位)を2勝0敗で破ったオーストラリア(グループB・2位)が優勝を飾った。

 第1シードの日本はグループAを2勝0敗の首位で通過し、決勝トーナメントの初戦でウズベキスタンを2勝1敗で下したあと準決勝でオーストラリアに0勝2敗で敗れたが、3-4位決定戦で第4シードのインドを2勝1敗で退け世界大会出場権を確保した。

 3年ぶりに開催された今回のアジア/オセアニア最終予選には15ヵ国が出場し、上位進3ヵ国(オーストラリア、タイ、日本)がジュニアビリージーンキングカップ決勝大会への出場権を獲得した。昨年は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で行われなかったが、日本は過去の実績などを評価されて世界大会に出場し、決勝でチェコに敗れはしたが2017年以来となる準優勝を飾っていた。

ジュニアビリージーンキングカップ|アジア/オセアニア最終予選日本代表

監督◎濵裕一郎
選手◎齋藤咲良(MAT Tennis Academy)、木下晴結(LYNX TA大阪)、クロスリー真優(東京都TA)

※国名の左に付いている数字はドロー番号

日本代表チームの試合結果

予選リーググループA第1戦|4月4日(月)

日本(1勝0敗)3-0 香港(0勝1敗)

S2 ○クロスリー 6-4 6-2 ●Ching Laam LAI
S1 ○齋藤 6-3 6-1 ●Jane Ling Chun WONG
D ○木下/齋藤 6-1 6-2 ●Naomi HAGI/LAI

予選リーググループA第2戦|4月5日(火)

日本(2勝0敗)3-0 モンゴル(0勝1敗)

S2 ○クロスリー 6-0 6-0 ●Ninjin SANCHIR
S1 ○木下 6-2 6-3 ●Martaa CHOGSOMJAV
D ○クロスリー/木下 4-6 6-3 [10-4] ●Ujin BATSUKH/CHOGSOMJAV

グループA|最終順位

1位 日本(2勝0敗)
2位 香港(1勝1敗)
3位 モンゴル(0勝2敗)

決勝トーナメント準々決勝|4月7日(木)

1日本(グループA・1位)2-1 2ウズベキスタン(グループC・2位)

S2 ○クロスリー 6-0 6-1 ●Shaknoza MARIMOVA
S1 ○齋藤 6-3 6-3 ●Zlata CHINNOVA
D ●木下/齋藤 不戦勝 ○CHINNOVA/MARIMOVA

決勝トーナメント準決勝|4月8日(金)

1日本(グループA・1位)0-2 4オーストラリア(グループB・2位)

S2 ●木下 5-7 6-7(2) ○Emerson JONES
S1 ●齋藤 3-6 6-1 2-6 ○Lily TAYLOR
D 木下/齋藤 打切 Sarah ROKUSEK/TAYLOR

決勝トーナメント3-4位決定戦|4月9日(土)

1日本(グループA・1位)2-1 2インド(グループC・1位)

S2 ○クロスリー 6-2 6-1 ●Riya SACHDEVA
S1 ●齋藤 2-6 1-6 ○Shruti AHLAWAT
D ○木下/齋藤 6-1 6-2 ●AHLAWAT/Niyati KUKRETI

最終順位

1位 オーストラリア
2位 タイ
3位 日本
4位 インド
5位 カザフスタン
6位 香港
7位 韓国
8位 ウズベキスタン
9位 イラン
10位 ベトナム
11位 インドネシア
12位 モンゴル
13位 マレーシア
14位 シンガポール
15位 スリランカ

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写真提供◎公益財団法人日本テニス協会

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