日本は決勝でインドに敗れるも準優勝、世界大会出場権を獲得 [ジュニアデビスカップU16アジア・オセアニア最終予選]

写真は左から岩本功監督、本田尚也(文星芸術大学附属高等学校)、富田悠太(チェリーTC)、逸﨑獅王(First-J Junior Team)(写真提供◎公益財団法人日本テニス協会)


 国際テニス連盟(ITF)が主催する男子16才以下国別対抗戦「ジュニアデビスカップ」のアジア/オセアニア最終予選(インド・ニューデリー/4月11~16日/ハードコート)が開催され、日本(グループD・1位)は決勝でインド(グループA・2位)に1勝2敗で敗れはしたが準優勝を飾った。

 グループDを1試合も落とさず3勝0敗の首位で通過した日本は決勝トーナメントの初戦でベトナム(グループC・2位)を2勝0敗で、準決勝ではオーストラリア(グループA・1位)を2勝1敗で下して決勝進出を決めていた。

 3年ぶりに開催された今回のアジア/オセアニア最終予選には16ヵ国が出場し、上位進4ヵ国(インド、日本、オーストラリア)がジュニアデビスカップ決勝大会への出場権を獲得した。昨年は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で行われなかったが、日本は過去の実績などを評価されて世界大会に出場し、6位入賞を果たしていた。

ジュニアデビスカップ|アジア/オセアニア最終予選日本代表

監督◎岩本功
選手◎富田悠太(チェリーTC)、本田尚也(文星芸術大学附属高等学校)、逸﨑獅王(First-J Junior Team)

※国名の左に付いている数字はドロー番号

日本代表チームの試合結果

予選リーググループD第1戦|4月11日(月)

日本(1勝0敗)3-0 ウズベキスタン(0勝1敗)

S2 ○本田 6-0 6-2 ●Abdulaziz USMONJONOV
S1 ○富田 6-0 6-1 ●Imran KHAITBAEV
D ○本田/逸﨑 6-1 6-1 ●Ilyos ABROROV/USMONJONO

予選リーググループD第2戦|4月12日(火)

日本(2勝0敗)3-0 韓国(1勝1敗)

S2 ○本田 6-3 6-1 ●Min Ho KO
S1 ○富田 7-6(1) 6-4 ●Se Hyun KIM
D ○逸﨑/富田 不戦勝 ●KIM/KO

予選リーググループD第3戦|4月13日(水)

日本(3勝0敗)3-0 香港(1勝2敗)

S2 ○逸﨑 2-6 6-4 6-1 ●Eren Matthew CHEUNG
S1 ○本田 6-1 6-0 ●Jacob Kailiang SHEN
D ○本田/富田 6-2 7-5 ●CHEUNG/Kui Chi Antonio LEE

グループD|最終順位

1位 日本(3勝0敗)
2位 韓国(1勝2敗)
3位 ウズベキスタン(1勝2敗)
4位 香港(1勝2敗)

決勝トーナメント準々決勝|4月14日(木)

3日本(グループD・1位)2-0 4ベトナム(グループC・2位)

S2 ○本田 6-0 6-0 ●Phat NGUYEN MINH
S1 ○富田 6-2 6-1 ●Anh PHAM LA HOANG
D 逸﨑/富田 打切 Khanh NGUYEN DAI/MINH

決勝トーナメント準決勝|4月15日(金)

1オーストラリア(グループA・1位)1-2 3日本(グループD・1位)

S2 ●Charlie CAMUS 2-6 4-6 ○本田
S1 ○Hayden JONES 1-6 6-4 6-3 ●富田
D ●CAMUS/JONES 6-7(4) 6-4 [6-10] ○本田/富田

決勝トーナメント決勝|4月16日(土)

3日本(グループD・1位)1-2 7インド(グループA・2位)

S2 ○本田 6-3 3-6 6-2 ●Bushan HAOBAM
S1 ●富田 3-6 6-3 0-6 ○Rushil KHOSLA
D ●本田/富田 3-6 4-6 ○HAOBAM/KHOSLA

最終順位

1位 インド
2位 日本
3位 オーストラリア
4位 カザフスタン
5位 韓国
6位 ベトナム
7位 シンガポール
8位 イラン
9位 パキスタン
10位 タイ
11位 ウズベキスタン
12位 マレーシア
13位 香港
14位 シリア
15位 インドネシア
16位 スリランカ

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写真提供◎公益財団法人日本テニス協会

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