女子は日本が全勝優勝、地区予選1位で世界大会へ [ワールドジュニアU14アジア・オセアニア最終予選]

写真は左から市岡梓奈(グリーンテニスプラザ)、小坂莉來(LYNX TA奈良)、早坂来麗愛(ウイニングショット)、中山芳徳監督(写真提供◎公益財団法人日本テニス協会)


 国際テニス連盟(ITF)が主催する14才以下国別対抗戦「ワールドジュニア」アジア/オセアニア最終予選(インド・ニューデリー/4月18~23日/ハードコート)の女子大会が開催され、日本(グループB・1位)が決勝でオーストラリア(グループA・1位)を2勝1敗で下して全勝優勝を飾った。

 グループBを2勝0敗の首位で通過した日本は決勝トーナメントの初戦でスリランカ(グループA・2位)を2勝0敗で、準決勝では韓国(グループC・1位)を2勝0敗で下して1試合も落とさず決勝進出を決めていた。

 3年ぶりに開催された今回のアジア/オセアニア最終予選には14ヵ国が出場し、女子は上位進4ヵ国(日本、オーストラリア、韓国、インド)が決勝大会への出場権を獲得した。昨年は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で行われなかったが、日本は過去の実績などを評価されて世界大会に出場して5位入賞を果たしていた。

ワールドジュニア|アジア/オセアニア最終予選女子日本代表

監督◎中山芳徳
選手◎市岡梓奈(グリーンテニスプラザ)、小坂莉來(LYNX TA奈良)、早坂来麗愛(ウイニングショット)

※国名の左に付いている数字はドロー番号

女子日本代表チームの試合結果

予選リーググループB第1戦|4月19日(火)

日本(1勝0敗)3-0 タイ(1勝1敗)

S2 ○小坂 6-4 6-2 ●Tarita HONGSYOK
S1 ○市岡 6-4 6-3 ●Pornnapat HONGJUMRADSIN
D ○早坂/小坂 4-6 6-1 [13-11] ●HONGSYOK/Natrada SAKULVONGTANA

予選リーググループB第2戦|4月20日(水)

日本(2勝0敗)3-0 マレーシア(0勝2敗)

S2 ○小坂 6-0 6-1 ●Mak Zooey MAK
S1 ○市岡 6-0 6-1 ●Daania Daniella ABD HAZLI
D ○早坂/小坂 6-3 6-2 ●ABD HAZLI/MAK

グループB|最終順位

1位 日本(2勝0敗)
2位 タイ(1勝1敗)
3位 マレーシア(0勝2敗)

決勝トーナメント準々決勝|4月21日(木)

7スリランカ(グループA・2位)0-2 8日本(グループB・1位)

S2 ●Oneli Senodya De Alwis SAMARAWICKRAMA 0-6 0-6 ○小坂
S1 ●Dinara Veronica Marian DE SILVA 3-6 0-6 ○市岡
D DE SILVA/Arushi Charuni THOMASGE 打切 早坂/小坂

決勝トーナメント準決勝|4月22日(金)

6韓国(グループC・1位)0-2 8日本(グループB・1位)

S2 ●Seo A LEE 3-6 0-6 ○早坂
S1 ●Ha Eum LEE 3-6 5-7 ○市岡
D Heewon JU/S-A LEE 打切 早坂/小坂

決勝トーナメント決勝|4月23日(土)

1オーストラリア(グループA・1位)1-2 8日本(グループB・1位)

S2 ○Emerson JONES 6-1 7-6(3) ●早坂
S1 ●Tahlia KOKKINIS 4-6 4-6 ○市岡
D ●JONES/KOKKINIS 4-6 3-6 ○早坂/小坂

最終順位|女子

1位 日本
2位 オーストラリア
3位 韓国
4位 インド
5位 ウズベキスタン
6位 カザフスタン
7位 タイ
8位 スリランカ
9位 香港
10位 レバノン
11位 イラン
12位 ネパール
13位 マレーシア
14位 シンガポール

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写真提供◎公益財団法人日本テニス協会

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