ルーネが19歳の誕生日に圧勝、ファンデザンツフープはルードを倒してベスト4進出 [BMWオープン]

2022-04-30

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ルーネが19歳の誕生日に圧勝、ファンデザンツフープはルードを倒してベスト4進出 [BMWオープン]

テニスマガジン編集部

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写真は準々決勝勝利後に19歳の誕生日を祝うケーキを受け取ったオルガ・ルーネ（デンマーク／左）、隣は母親（Getty Images）

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　ATPツアー公式戦の「BMWオープン」（ATP250／ドイツ・バイエルン州ミュンヘン／4月25日～5月1日／賞金総額59万7900ユーロ／クレーコート）の男子シングルス準々決勝で、第8シードのボティック・ファンデザンツフープ（オランダ）が第2シードのキャスパー・ルード（ノルウェー）を7-5 6-1で下してベスト4進出を決めた。

「スコアだけ見たら実際より簡単だったように見えるかもしれないけど、第1セットは本当に競っていた。素晴らしいバトルだった」とUSオープンでもルードに勝っていたファンデザンツフープは試合後のオンコートインタビューで語った。

「出だしにチャンスがあったけどものにできず、幸い5-5からブレークしたあとサービスゲームをキープすることができた。第2セットは少し楽だったけど、今日はうまくプレーできたと思う」

　ファンデザンツフープは次のラウンドで、タイトル防衛に挑んでいた第4シードのニコラス・バシラシビリ（ジョージア）を7-6(5) 6-2で破って勝ち上がった第7シードのミオミル・キツマノビッチ（セルビア）と対戦する。両者はサーフェスが違うとはいえ先月にインディアンウェルズの3回戦で初対決しており、キツマノビッチが7-6(3) 7-5で勝っていた。

「あれはクレーコートではなかったけど、かなり競った試合だったよ。試合が楽しみだね。彼はここまで素晴らしいシーズンを送っているし、優秀な選手だ。いい試合になるだろう」とファンデザンツフープは次戦を見据えた。

　トップハーフの準決勝は、オスカー・オッテ（ドイツ）とオルガ・ルーネ（デンマーク）の顔合わせとなった。勝ち残った唯一の地元選手であるオッテがラッキールーザー（予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手）のアレハンドロ・タビロ（チリ）を6-1 7-6(1)で退け、ワイルドカード（主催者推薦枠）で出場したルーネは19歳の誕生日をエミール・ラウスビュオーリ（フィンランド）に対する6-0 6-2の圧勝で祝った。

　2回戦で第1シードのアレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）を倒す金星を挙げていたルーネは、「最初から最後まで、僕にとって非常にいい試合だった。前のラウンドと同じように僕は高い集中力を保ち続け、今回も戦略が完璧に機能した。僕は集中し、センターコートでの時間を心底楽しんだよ」と試合を振り返った。

「素晴らしい雰囲気だった。これ以上の誕生日は望めないね」

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