世界2位として母国の大会に臨んだバドーサが2回戦でハレプにストレート負け [マドリッド・オープン]
WTAツアー公式戦の「ムトゥア・マドリッド・オープン」(WTA1000/スペイン・マドリッド/4月28日~5月7日/賞金総額657万5560ドル/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、第2シードのパウラ・バドーサ(スペイン)がシモナ・ハレプ(ルーマニア)に3-6 1-6で敗れた。試合時間は1時間16分。
第1シードで出場予定だったイガ・シフィオンテク(ポーランド)が右肩のケガを理由に欠場したため、世界ランク2位のバドーサは今大会で最上位の選手だった。1年前に62位だったバドーサは同大会にワイルドカード(主催者推薦枠)で出場し、4強入りした初のスペイン人女子プレーヤーとなったあと急速にトップ選手へと成長を遂げていた。
第1セットを落としたバドーサは第2セット0-3となったところでメディカルタイムアウトを取り、右肩に治療を受けた。バドーサは0-5からマッチポイントを2本セーブして何とかキープしたが、ハレプが次のゲームでブレークポイントを凌いだ末に試合を締めくくった。
マドリッドで2016年と17年に2連覇した実績を持つ元世界1位のハレプは次のラウンドで、ユリア・プティンセバ(カザフスタン)を6-1 2-6 6-4で破って勝ち上がった第14シードのコリ・ガウフ(アメリカ)と対戦する。
そのほかの試合では第8シードのオンス・ジャバー(チュニジア)、第11シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)、第15シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)、アマンダ・アニシモワ(アメリカ)、予選勝者のエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)とマリー・ブーズコバ(チェコ)が勝ち上がり、ボトムハーフ(ドローの下半分)のベスト16が出揃った。
3回戦ではジャバーがベンチッチと、アザレンカがアニシモワと、アレクサンドロワはブーズコバと顔を合わせる。
写真◎Getty Images
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