バーティのパーティは早々に終了「相手を称えるべき」 [ブリスベン国際]

2試合連続で大物を倒したジェニファー・ブレイディ(アメリカ)
BRISBANE, AUSTRALIA - JANUARY 09: Jennifer Brady of the USA celebrates victory in her match against Ashleigh Barty of Australia during day four of the 2020 Brisbane International at Pat Rafter Arena on January 09, 2020 in Brisbane, Australia. (Photo by Bradley Kanaris/Getty Images)

「私はただ、勝つことは可能だと自覚しながらコートに出ていったと思う。ただ踏ん張ろうとか、サービスゲームをキープしてできる限りのことをしようとか思う代わりに、私は勝つためにプレーしていた」とブレイディは振り返った。「私は自分の力を信じ、自分のテニスに自信を持ち、自分は試合の主導権を握れるのだと自覚している」。

「もしそうすることができれば、そして自分に勝つための最良のチャンスを与え、勝とうが負けようが自分を信じて自分の能力を尽くしてプレーしたのだと分かっていれば、私は幸福感とともにコートから去ることができる」とブレイディは続けた。

 この試合唯一のブレークを第7ゲームで果たしたブレイディは、最初のセットを36分で取った。

WTAツアー2020(ブリスベン、深圳)|PHOTOアルバム

 昨シーズン末のWTAファイナルズで優勝したバーティは、ブリスベン国際への5度の出場で2回戦を超えることができていない。

 彼女に試合数が不足していることは26本のアンフォーストエラーという数字にも表れていたが、彼女はまた熱心にブレイディの殊勲を称えた。ブレイディは自分のファーストサーブからポイントを1ポイントしか落とさず、一度もブレークポイントを与えなかった。

「さび付いていると呼ぶこともできるし、強制執行と呼ぶこともできるでしょうけど」とバーティはコメントした。「私の意見では、しばらく休んでから戻ってきたときにありがちなことよ。特に第1セットでは、コート内に返すことのできなかったセカンドサーブのリターンがかなりたくさんあった。それからジェン(ブレイディ)はぐんぐん自信をつけていった。実際に手柄をあげた人を称えるべきだわ」。

 23歳のバーティはブリスベンでダブルスをプレーし続け、来週にはアデレード国際に出場し、それからオーストラリアン・オープンに臨むことになる。

「毎週毎週、これほど迅速に次のチャンスを得られるというのはスポーツの世界でも稀なことだわ。それがテニスのいいところよ。来週にもうアデレードでコートに出ていって、もっといいプレーをやってのけようとトライすることができるのだから」とバーティは前を向いた。(C)AP(テニスマガジン)

※トップ写真はアシュリー・バーティ(オーストラリア)
BRISBANE, AUSTRALIA - JANUARY 09: Ashleigh Barty of Australia plays a backhand in her match against Jennifer Brady of the USA during day four of the 2020 Brisbane International at Pat Rafter Arena on January 09, 2020 in Brisbane, Australia. (Photo by Bradley Kanaris/Getty Images)

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