綿貫陽介が予選決勝で敗れるもラッキールーザーで本戦入り [リヨン・オープン]

写真はオーストラリアン・オープンでの綿貫陽介(フリー)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「リヨン・オープン」(フランス・リヨン/5月15~21日/賞金総額59万7900ユーロ/クレーコート)の予選決勝で、男子予選決勝で、綿貫陽介(フリー)は第8シードのグレゴワール・バレール(フランス)に3-6 6-3 3-6で敗れた。試合時間は1時間46分。

 今大会に初めて出場した24歳の綿貫は、前日に行われた初戦で第1シードのカルロス・タベルネル(スペイン)を6-3 6-4で破って勝ち上がっていた。

 そのあと欠場者が出たため綿貫はラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)で本戦入りすることが決まり、1回戦でペドロ・マルチネス(スペイン)と対戦することになった。

 予選には綿貫以外にも前年の同大会で8強入りしていた西岡良仁(ミキハウス)が第3シードで参戦していたが、1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した世界ランク480位のユーゴ・ブランシェ(フランス)に1-6 1-6で敗れていた。

 そのほかの日本勢はマクラクラン勉(イカイ)がアンドレ・ゴランソン(スウェーデン)とのペアでダブルスにエントリーしており、初戦の対戦相手はダニエル・アルトマイヤー/オスカー・オッテ(ともにドイツ)となっている。

 同日から本戦が始まり、19歳のオルガ・ルーネ(デンマーク)がアルトゥール・リンデルネック(フランス)に7-6(4) 7-6(3)で競り勝ち、フランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)がジェームズ・ダックワース(オーストラリア)を6-2 3-6 6-3で振りきり、アドリアン・マナリノ(フランス)は第3シードのアスラン・カラツェフ(ロシア)を7-6(7) 6-4で倒す番狂わせを演じてそれぞれ2回戦に駒を進めた。

 リヨン・オープンはATPツアー250の大会で、シングルス28ドロー、ダブルス16ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Altは繰り上がり出場

予選結果|日本人選手

予選決勝

●2綿貫陽介(日本/フリー)3-6 6-3 3-6 ○4グレゴワール・バレール(フランス)[8/Alt]

予選1回戦

●9西岡良仁(日本/ミキハウス)[3] 1-6 1-6 ○10ユーゴ・ブランシェ(フランス)[WC]

○2綿貫陽介(日本/フリー)6-3 6-4 ●1カルロス・タベルネル(スペイン)[1]

上位出場選手シード順位|シングルス

キャメロン・ノリー(イギリス)[1]
パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)[2]
ガエル・モンフィス(フランス)[3]
アレックス・デミノー(オーストラリア)[4]

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写真◎Getty Images

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