番狂わせが多発、第1シードのベンチッチ、前年覇者のサバレンカが敗退 [深圳オープン]
中国・深圳で開催されている「深圳オープン」(WTAインターナショナル/1月5~11日/賞金総額77万5000ドル/ハードコート)は番狂わせが多発している。火曜日はクリスティーナ・プリスコバ(チェコ)が前年度覇者で第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を6-4 6-4で下し、アンナ・ブリンコワ(ロシア)は第1シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)を3-6 6-3 6-3で倒した。
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プリスコバはサバレンカに対して15本のエースを決め、11回あったブレークポイントをセーブした。
「彼女はすごいスピードでプレーしていたから、私は最初のポイントから準備ができているようでなければならなかった。サーブはよかった。それは常に重要なことよ。勝つことができてうれしいわ」とプリスコバはコメントした。「2年前にここで準々決勝に進出したから、また戻ってくることができてすごくうれしいし、そのとき以上のことができるか見てみたいわ」。
プリスコバは準々決勝で、カテリーナ・ボンダレンコ(ウクライナ)と対戦する。ボンダレンコは2回戦で、第8シードのジャン・シューアイ(中国)を7-6(8) 6-3で下した。
ブリンコワは1回戦で多くのサービスエースを刻み、相手のサービスゲームを5回ブレークしてベンチッチを破った。
「今日は素晴らしいパフォーマンスができたわ」とブリンコワは自己評価した。「入念に準備をしたの。いいテニスができてうれしい。すべてのポイントで戦おうと考えていた」。
21歳のブリンコワは最初の6ゲームのうち5ゲームを落としたが、そこからうまく挽回した。
「試合の出だしには気分がよくなかった。ひどいプレーをしていたわけではなかったけど…。でもゆっくりと段階を追ってプレーレベルを上げていくことができた」とブリンコワは振り返った。
「より多くのボールをコートに入れなければいけないと自分に言い聞かせた。なぜって、私はミスをしてしまって彼女にあまりに多くのフリーポイントを与えてしまっていたから。私はラインよりかなり内側を狙いながらも、アグレッシブにプレーしようと努めたの」
ブリンコワは次の2回戦で、ザリナ・ディアス(カザフスタン)と対戦する。ディアスはこの日、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したドゥアン・インイン(中国)を6-3 6-4で下した。
そのほかの試合では、第3シードのエリース・メルテンス(ベルギー)がワイルドカードのワン・シユ(中国)を6-4 6-3で、第7シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)はワン・ヤファン(中国)を6-3 6-4で倒し、それぞれ準々決勝に駒を進めた。(C)AP(テニスマガジン)
※写真はアンナ・ブリンコワ(ロシア)
SHENZHEN, CHINA - JANUARY 07: Anna Blinkova of Russia reacts after winning the match against Belinda Bencic of Switzerland on Day 3 of 2020 WTA Shenzhen Open at Shenzhen Longgang Sports Center on January 7, 2020 in Shenzhen, China. (Photo by Zhong Zhi/Getty Images)
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