WTAがロシア&ベラルーシ人選手の参加を拒否した今年のウインブルドンでWTAランキングポイントを付与しないと発表

写真は2019年資生堂WTAファイナルズ深圳のドロー抽選会でスピーチするWTA最高責任者のスティーブ・サイモン氏(Getty Images)


 女子テニスのプロツアーを運営するWTA(女子テニス協会)の最高責任者であるスティーブ・サイモン氏が声明文を公開し、ロシア人選手とベラルーシ人選手の参加を拒否した今年のウインブルドンでWTAランキングポイントを付与しないと発表した。

 ロシアによるウクライナ侵攻を強く非難しているWTAはウクライナの平和と戦争終結を望んでいると強調し、「約50年前、WTAはすべてのプレーヤーが実績のみによって差別されることなく競い合う機会を平等に持つという基本原則に基づき設立されました。WTAは個々のアスリートが国籍または各国政府の決定を理由に罰を受けたり競技を妨げられてはならないと考えています」と述べた。

 WTAはまたグラスコートシーズンにイギリスで開催されるツアー公式戦(WTA250ノッティンガム&バーミンガム、WTA500イーストボーン)に関しては、同時期に他の大会でポイントを獲得することができるためランキングポイントを適用すると説明した。

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写真◎Getty Images

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