今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」（フランス・パリ／本戦5月22日～6月5日／クレーコート）の男子シングルス2回戦で、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）が2セットダウンから巻き返してセバスチャン・バエズ（アルゼンチン）を2-6 4-6 6-1 6-2 7-5で倒してベスト32に進出した。試合時間は3時間36分。

　21歳のバエズは第5セット5-4からのレシーブゲームでマッチポイントを握ったが仕留めることができず、そこから最後の3ゲームを連取されて金星を逃した。

　ロラン・ギャロスに7年連続出場となる25歳のズベレフは、昨年の大会で自己最高のベスト4をマーク。そのときは第6シードから5試合を勝ち抜いたあと、準決勝でステファノス・チチパス（ギリシャ）に3-6 3-6 6-4 6-4 3-6で敗れていた。

　ズベレフは次のラウンドで、タロン・グリークスプア（オランダ）とブランドン・ナカシマ（アメリカ）の勝者と対戦する。

　そのほかの試合では第9シードのフェリックス・オジェ アリアシム（カナダ）、第10シードのキャメロン・ノリー（イギリス）、第21シードのカレン・ハチャノフ（ロシア）、第23シードのジョン・イズナー（アメリカ）、フィリップ・クライノビッチ（セルビア）、予選勝者のベルナベ・サパタ ミラージェス（スペイン）、アルヤズ・ベデネ（スロベニア）が3回戦に駒を進めた。

　第13シードのテイラー・フリッツ（アメリカ）はサパタ ミラージェスに6-3 2-6 2-6 3-6で敗れ、2回戦でシードダウンを喫した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、WCはワイルドカード（主催者推薦枠）、Qは予選勝者

男子シングルス2回戦｜主な試合結果

○5アルヤズ・ベデネ（スロベニア）4-6 6-4 7-6(5) 6-4 ●7パブロ・クエバス（ウルグアイ）

○17フェリックス・オジェ アリアシム（カナダ）[9] 6-4 6-4 3-6 7-6(5) ●19カミーロ・ウーゴ カラベリ（アルゼンチン）[Q]

○23フィリップ・クライノビッチ（セルビア）7-6(5) 6-2 5-7 6-1 ●22ボルナ・ゴヨ（クロアチア）[Q]

○33アレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）[3] 2-6 4-6 6-1 6-2 7-5 ●36セバスチャン・バエズ（アルゼンチン）

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○41ジョン・イズナー（アメリカ）[23] 6-0 6-3 6-4 ●44グレゴワール・バレール（フランス）[WC]

○46ベルナベ・サパタ ミラージェス（スペイン）[Q] 3-6 6-2 6-2 6-3 ●48テイラー・フリッツ（アメリカ）[13]

○49キャメロン・ノリー（イギリス）[10] 6-3 6-4 6-3 ●51ジェイソン・クブラー（オーストラリア）[Q]

○56カレン・ハチャノフ（ロシア）[21] 4-6 6-4 7-6(1) 6-3 ●53ウーゴ・デリエン（ボリビア）