コロナ感染が発覚したクレイチコバがタイトル防衛を目指していた女子ダブルスを棄権 [フレンチ・オープン]
今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)に出場していたバーボラ・クレイチコバ(チェコ)がインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)を投稿し、新型コロナウイルス(COVID-19)に感染したため第1シードでタイトル防衛に挑む予定だったカテリーナ・シニアコバ(チェコ)との女子ダブルスを欠場すると発表した。
クレイチコバは投稿の中で「昨晩から体調が悪くなり、今朝は熱で目が覚めました。PCR検査を受けたところ、陽性反応が出ました」と報告し、「ここでダブルスのタイトルを防衛できないのは非常に悲しいですが、ポジティブな面ではケガではなくてよかったし、早くよくなって練習に戻れるのを楽しみにしています」とコメントした。
昨年の大会で単複2冠を達成したクレイチコバは第2シードとして月曜日に女子シングルス1回戦をプレーしたが、2019年ジュニア世界ナンバーワンで19歳のディアン・パリー(フランス)に6-1 2-6 3-6で敗れていた。
今シーズンのクレイチコバは肘のケガに悩まされて3回戦敗退に終わった2月末のドーハ(WTA1000/ハードコート)のあとに戦線を離脱し、クレーコートの前哨戦で一度もプレーしないまま今大会を迎えていた。
またクレイチコバの同胞であるマリー・ブーズコバ(チェコ)もコロナ感染が判明し、水曜日に予定されていた第31シードのエリース・メルテンス(ベルギー)に対する女子シングルス2回戦とアリョーナ・ボルソバ(スペイン)とのペアでエントリーしていた女子ダブルスの棄権を余儀なくされた。
写真◎Getty Images
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