デ グロート/ファンクォトと上地/モンジェーヌの車いす女子ダブルス決勝はマッチタイブレーク4-4で降雨により順延 [フレンチ・オープン]

写真は2021年フレンチ・オープンでの上地結衣(三井住友銀行)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の車いす女子ダブルス決勝で第1シードのディーダ・デ グロート/アニーク・ファンクォト(ともにオランダ)と第2シードの上地結衣(三井住友銀行)/クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)が対戦したが、マッチタイブレーク4-4の時点で降雨により順延となった。

 上地/モンジェーヌは競り合いとなった第1セットを6-7(5)で落としたが、第2セットを6-1で取り返していた。ここまでの試合時間は1時間54分。

 今季に入って初めてペアを組んだ上地/モンジェーヌは、今回が3度目のダブルス出場。今大会では初戦となった準決勝でマカレナ・カブリラーナ(チリ)/エマニュエル・モーク(フランス)を6-2 6-1で破り、コンビ結成からマッチ6連勝で決勝を迎えている。

 大会4連覇中のデ グロート/ファンクォトが昨年の昨年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)から2大会連続でグランドスラム大会のタイトルを獲得しており、通算11回目の優勝を目指している。同ペアは2019年に目覚ましい活躍を見せ、『年間グランドスラム(同じ年に四大大会全制覇)』の偉業を成し遂げた。

 シングルスに第1シードで出場していたデ グロートは同日に行われた決勝で第2シードの上地を6-4 6-1で倒しており、昨年に続く単複2冠に王手をかけている。

 車いすテニスは今年から規模が拡大し、男女シングルス各12ドロー&男女ダブルス各6ドローで争われる。

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写真◎Getty Images

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