ナダルがルードから2セット連取で2年ぶりの王座奪還に王手 [フレンチ・オープン]

写真は2セットを連取したラファエル・ナダル(スペイン)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の男子シングルス決勝で、第5シードのラファエル・ナダル(スペイン)と第8シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)が対戦。第1セットを6-3で先取したナダルが第2セットも6-3で奪い、2年ぶりの王座奪還に王手をかけた。

 23歳のルードルードは2018年9月からマヨルカにあるナダルのテニスアカデミーで練習してきたが、ふたりが公式戦で顔を合わせるのは今回が初めてとなる。

 ロラン・ギャロスに18年連続出場となる35歳のナダルは、同大会で最多記録の優勝13回(2005~08年、10~14年、17~20年)を誇る。今シーズンのナダルは1月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン)を制して『ダブル・グランドスラム(四大大会で各2回以上優勝)』の偉業を達成し、ロジャー・フェデラー(スイス)とノバク・ジョコビッチ(セルビア)を追い抜き、男子の最多記録となる21回目のグランドスラム制覇を果たした。

 クレーコートでの7勝を含め8度のツアー優勝を誇り、昨年はATPファイナルズ(イタリア・トリノ/室内ハードコート)に初出場して4強入りしたルードだが、これ以前のグランドスラム大会では1月のオーストラリアン・オープンでの16強入りしたのが最高成績だった。

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写真◎Getty Images

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