リスクが得意のグラスコートで決勝進出「決勝をプレーするのは常に名誉なこと」 [WTAノッティンガム]

写真はアリソン・リスク(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「ロスシー・オープン・ノッティンガム」(WTA250/イギリス・ノッティンガム/6月6~12日/賞金総額25万1750ドル/グラスコート)の女子シングルス準決勝で、第6シードのアリソン・リスク(アメリカ)がビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)に6-3 4-6 6-3で競り勝ち4度目のツアー優勝に王手をかけた。

 2019年にグラスコートのスヘルトーヘンボスで優勝した実績を持つリスクは、「(ゴルビッチ)特にこのようなコンディションでは本当に厳しい相手となる。非常に骨の折れる日だったわ。危機を乗り越えるには本当に多くの努力が必要だったから、私個人にとって凄く大きな勝利だった。頑張った自分を誉めてあげたいくらいよ」と試合後にコメントした。

「私はいつも、グラスコートに戻ってくるのをワクワクして待っているの。これは自分がキャリア意を通していつも楽しんできたサーフェスだから。私は健康でいいテニスができていることに、ただただ感謝している。決勝をプレーするというのは常に名誉なことだから、本当に楽しみにしているわ」

 リスクは決勝で、テレザ・マルティンコバ(チェコ)が3-6 1-4とリードされた時点で棄権したため勝ち上がった第7シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)と対戦する。

 シングルスでは2017年シーズン以来となる決勝進出を決めたアダッド マイアは相手の途中棄権で試合が終わったあと、「これは私が望んでいた勝ち方ではなかったけど、自分はここにいるに値すると感じている」と言って胸を張った。

「私はすべての試合で懸命に努力し、精一杯戦った。私は全力を尽くし、コートの上ですべてを出し尽くした。だからこそ、私にとってグラスコートでは初となるWTAツアー決勝に進出できたことを本当にうれしく思っているわ」

 アダッド マイアは5月にWTA125Kシリーズのサン マロでタイトルを獲得し、翌週には同カテゴリーのパリでも準優勝して世界ランクを自己最高の48位まで上げていた。

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写真◎Getty Images

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