ジャバーとサカーリのトップ2シードが初戦をクリア、サバレンカとムグルッサは敗れる [WTAベルリン]
WTAツアー公式戦の「bett1オープン」(WTA500/ドイツ・ベルリン/6月13~19日/賞金総額75万7900ドル/グラスコート)の女子シングルス1回戦で、第1シードのオンス・ジャバー(チュニジア)がカロリーナ・ムチョバ(チェコ)を6-3 6-3で下してグラスコートシーズンをスタートした。試合時間は1時間13分。
2021年シーズンのジャバーはグラスコートで3大会に参戦し、6月のバーミンガム(WTA250)でWTAツアーのシングルスでタイトルを獲得した初のアラブ人女性となった。
ジャバーは次のラウンドで、ジェン・チンウェン(中国)を6-3 7-6(4)で破って勝ち上がった予選勝者のアリシア・パークス(アメリカ)と対戦する。
この日プレーしたジャバー以外のシード勢は第2シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)と第8シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)が2回戦に駒を進めたが、第3シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と第5シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)は敗れた。
ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)がサバレンカを2-6 7-5 6-4で、アンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)はムグルッサを7-6(8) 6-4で倒してそれぞれシードダウンを演じた。
そのほかの試合では前週のスヘルトーヘンボス(WTA250/グラスコート)で優勝したエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)、ディフェンディング・チャンピオンのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したアンナ・カリンスカヤ(ロシア)が初戦を突破した。
写真◎Getty Images
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