グラスコートでマッチ80勝目を挙げたチリッチが4強入り [ATPロンドン]

写真はマリン・チリッチ(クロアチア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「シンチ選手権」(ATP500/イギリス・ロンドン/6月13~19日/賞金総額227万5275ユーロ/グラスコート)の男子シングルス準々決勝で、第2シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)がトミー・ポール(アメリカ)を6-4 6-2で下してベスト4に進出した。

 ベレッティーニは次のラウンドで、アレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を6-2 6-4で破って勝ち上がったボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、マリン・チリッチ(クロアチア)とフィリップ・クライノビッチ(セルビア)の顔合わせとなった。クイーンズの呼び名で親しまれるこの大会と相性がいい第7シードのチリッチが予選勝者のエミル・ルースブオリ(フィンランド)を7-6(2) 6-4で退け、クライノビッチはワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した世界ランク180位のライアン・ペニストン(イギリス)に4-6 6-3 6-3で競り勝ちペニストンの進撃を終わらせた。

 グラスコートでのマッチ80勝目を挙げたチリッチは、「僕は一歩一歩進んでいる。いい調子とレベルを保てるようにしている。すべての試合がチャレンジだ。集中して一歩ずつ進んでいくよ。グラスコートでのマッチ80勝は一夜にして起きたことじゃない。多くの年月とトレーニング、多くの試合が必要だった。今後もたくさん勝てるように願っているよ」とオンコートインタビューで語った。

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写真◎Getty Images

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