マレーがセンターコートでの1回戦をクリア「ここに立つたびにその機会を最大限に活用したい」 [ウインブルドン]
今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月27日~7月10日/グラスコート)の男子シングルス1回戦で、元世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)がジェームズ・ダックワース(オーストラリア)を4-6 6-3 6-2 6-4で退けた。
2度栄冠を掴んだセンターコートで同大会のマッチ60勝目を挙げたマレーは、「満員の観客を迎え、ふたたびここに戻ってくることができて本当に素晴らしいよ」とオンコートインタビューで語った。
「素晴らしい雰囲気だ。言うまでもなく僕も歳を取ってきて、このコートであと何回プレーする機会を得られるかわからないから、ここに立つたびにその機会を最大限に活用したい。何とか勝つことができてよかった。数日後にまたここでプレーできるよう願っているよ」
股関節のケガと手術を経て2019年に復帰してからゆっくりと調子を取り戻してきたマレーは、サーフェスが違うとはいえ今季はステファノス・チチパス(ギリシャ)やデニス・シャポバロフ(カナダ)といった強豪も倒していた。
「第1セットを落したあと、僕はいい形で奮起して挽回したと思う。彼はグラスコートでプレーするのが好きな選手だ。彼も1月に腰のケガから戻ったところで、このところいいプレーをしていた。試合が進むにつれてリターンの調子がよくなり、心地よくなってきたんだ。うまく切り抜けることができたと思う」とマレーは試合を振り返った。
マレーは次のラウンドで、予選勝者のエンゾ・クアコー(フランス)を6-7(6) 7-6(3) 4-6 6-3 7-5で破って勝ち上がった第20シードのジョン・イズナー(アメリカ)と対戦する。
写真◎Getty Images
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