シフィオンテクが今季のグラスコート初戦に勝利、ビーナスを抜くマッチ36連勝で2000年以降の女子ツアー単独トップに [ウインブルドン]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月27日~7月10日/グラスコート)の女子シングルス1回戦で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が予選勝者のヤナ・ファット(クロアチア)を6-0 6-3で下して大会をスタートした。試合時間は1時間15分。

 2月末のドーハ(WTA1000/ハードコート)から6大会連続優勝中のシフィオンテクはキャリア最長の連勝を「36」に伸ばし、2000年に記録したビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)を追い抜き2000年以降の女子ツアーで単独トップとなった。

 ウインブルドンに2年連続3度目の出場となる21歳のシフィオンテクは、2年ぶりに開催された昨年のベスト16がこれまでの最高成績。そのときは大会初勝利を含む3試合を勝ち抜いたあと、4回戦でオンス・ジャバー(チュニジア)に7-5 1-6 1-6で敗れていた。

 2018年にジュニアの部でチャンピオンに輝いた実績を持つシフィオンテクは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したソネイ・カータル(イギリス)を6-4 3-6 6-1で破って勝ち上がったラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のレスリー・パティナマ ケルクホーフ(オランダ)と対戦する。

 そのほかの試合では第13シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)、アリゼ・コルネ(フランス)、アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)、ビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)、クレア・リュー(アメリカ)、ローレン・デービス(アメリカ)、ミハエラ・ブザネスク(ルーマニア)、予選勝者のキャサリン・ハリソン(アメリカ))が2回戦に駒を進めた。

 第18シードのジル・タイヒマン(スイス)がトムヤノビッチに2-6 3-6で、第27シードのユリア・プティンセバ(カザフスタン)はコルネに3-6 6-7(5)で敗れ、それぞれ初戦でシードダウンを喫した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)

女子シングルス1回戦|主な試合結果

○1イガ・シフィオンテク(ポーランド)[1] 6-0 6-3 ●2ヤナ・ファット(クロアチア)[Q]

○4レスリー・パティナマ ケルクホーフ(オランダ)[LL] 6-4 3-6 6-1 ●3ソネイ・カータル(イギリス)[WC]

○5クレア・リュー(アメリカ)7-5 6-3 ●6ヌリア・パリザス ディアス(スペイン)

○7アリゼ・コルネ(フランス)6-3 7-6(5) ●8ユリア・プティンセバ(カザフスタン)[27]

○10アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)6-2 6-3 ●9ジル・タイヒマン(スイス)[18]

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○11キャサリン・ハリソン(アメリカ)[Q] 6-1 6-4 ●12アランチャ・ラス(オランダ)

○13ビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)6-4 6-3 ●14アンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)

○16バーボラ・クレイチコバ(チェコ)[13] 7-6(4) 6-3 ●15マリナ・ザネフスカ(ベルギー)

○51ミハエラ・ブザネスク(ルーマニア)6-4 6-2 ●52ナスターシャ・シュンク(ドイツ)[Q]

○54ローレン・デービス(アメリカ)6-2 7-5 ●53マディソン・ブレングル(アメリカ)

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