チチパスがウインブルドンで4年ぶりのマッチ勝利、オジェ アリアシムは初戦敗退
今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月27日~7月10日/グラスコート)の男子シングルス1回戦で第4シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が予選勝者のアレクサンダー・リチャード(スイス)を7-6(1) 6-3 5-7 6-4で振りきり、同大会で4年ぶりのマッチ勝利を挙げた。試合時間は3時間32分。
ウインブルドンに2年連続5度目の出場となる23歳のチチパスは、2018年のベスト16がこれまでの最高成績。フレンチ・オープン準優勝者として臨んだ昨年は、1回戦でフランシス・ティアフォー(アメリカ)に4-6 4-6 3-6で敗れていた。
グラスコートの前哨戦3大会でプレーしたチチパスは前週のマヨルカ(ATP250)で同サーフェスでの初タイトルを獲得し、6勝2敗の戦績で今大会を迎えている。
チチパスは次のラウンドで、ロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)を6-4 6-1 6-1で破って勝ち上がったジョーダン・トンプソン(オーストラリア)と対戦する。
そのほかの試合では第11シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)、第13シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)、第17シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)、マキシム・クレッシー(アメリカ)、ブランドン・ナカシマ(アメリカ)、予選勝者のジェイソン・クブラー(オーストラリア)、ダニエル エライ・ガラン(コロンビア)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したリアム・ブローディ(イギリス)、予選勝者のデニス・ノバク(オーストリア)が2回戦に駒を進めた。
前年に8強入りした第6シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)がクレッシーに7-6(5) 4-6 6-7(9) 6-7(5)で、第28シードのダニエル・エバンズ(イギリス)はクブラーに1-6 4-6 3-6で敗れ、それぞれ初戦でシードダウンを喫した。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者
男子シングルス1回戦|主な試合結果
○77リアム・ブローディ(イギリス)[WC] 4-6 6-3 7-5 6-7(2) 6-3 ●78ルーカス・クライン(スロバキア)[Q]
○81デニス・シャポバロフ(カナダ)[13] 6-1 6-7(6) 6-7(4) 6-4 6-1 ●82アルトゥール・リンデルネック(フランス)
○83ブランドン・ナカシマ(アメリカ)6-3 6-7(1) 6-3 6-2 ●84ニコラ・クーン(スペイン)[Q]
○85ダニエル エライ・ガラン(コロンビア)6-4 7-5 7-6(1) ●86ドミニク・コプファー(ドイツ)
○88ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)[17] 6-1 6-0 6-3 ●87アッティラ・バラージュ(ハンガリー)
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○96ステファノス・チチパス(ギリシャ)[4] 7-6(1) 6-3 5-7 6-4 ●95アレクサンダー・リチャード(スイス)[Q]
○98マキシム・クレッシー(アメリカ)6-7(5) 6-4 7-6(9) 7-6(5) ●97フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)[6]
○101デニス・ノバク(オーストリア)[Q] 7-6(7) 2-6 6-4 6-3 ●102ファクンド・バグニス(アルゼンチン)
○103ジェイソン・クブラー(オーストラリア)[Q] 6-1 6-4 6-3 ●104ダニエル・エバンズ(イギリス)[28]
○112テイラー・フリッツ(アメリカ)[11] 6-4 6-4 6-3 ●111ロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)
写真◎Getty Images
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