マレーがロンドンでのレーバー・カップに初出場

写真はウインブルドンでのアンディ・マレー(イギリス)(Getty Images)


 2017年に創設された『欧州選抜vs世界選抜』のチーム対抗戦「レーバー・カップ」でここまで5連覇している欧州選抜は完璧な戦績を維持するため、グランドスラム大会優勝歴3回&ツアー通算46勝のアンディ・マレー(イギリス)をチームに招集した。

 イギリス・ロンドンのO2アリーナで9月23日から25日に開催される第5回大会に初出場することになったマレーはビヨン・ボルグ(スウェーデン)がキャプテンを努める欧州選抜の一員となり、ラファエル・ナダル(スペイン)とロジャー・フェデラー(スイス)に合流する。

 残り3人のメンバーは、これから大会開始までの間に追って発表される予定となっている。

「ロンドンでのレーバー・カップでプレーするのを楽しみにしている。僕はチームの一員としてプレーすることが好きであり、このイベントには素晴らしい雰囲気とインテンシティがある。非常によい評判を耳にしており、欧州選抜としてロジャーやラファとチームを組むことにワクワクしている」とマレーはコメントした。

 マレーは第1回大会から4回大会まで連勝している欧州選抜の手助けをし、チームのタイトル防衛を目指すことになる。マレーは2018年と2019年に股関節の手術を受けたあと徐々に調子を戻し、今年はシドニーとシュツットガルトで決勝に進出して一時はトップ50に復帰するところまで漕ぎつけた。

 欧州選抜はヨーロッパ以外の全地域(北米、アジア・オセアニア、南米など)の選手で構成される世界選抜と対戦し、大会を重ねる度により競り合いながらも勝者となってきたが、カナダの台頭もありチーム間の差はますます狭まりつつあるように見える。

 ジョン・マッケンロー(アメリカ)が監督を務める世界選抜のメンバーとしてはフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、テイラー・フリッツ(アメリカ)、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)の出場が確認されている。

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写真◎Getty Images

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