リバキナがマルティッチを退け、セレナに勝った2021年フレンチ・オープン以来のグランドスラム8強入り [ウインブルドン]
今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月27日~7月10日/グラスコート)の女子シングルス4回戦で、第17シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)がペトラ・マルティッチ(クロアチア)を7-5 6-3で下してベスト8に進出した。試合時間は1時間20分。
グランドスラム大会でリバキナが4回戦を突破したのは、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)に勝った昨年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)以来でキャリア2度目となる。同ラウンドでの戦績は、2勝1敗となった。
ウインブルドンに2年連続出場となる23歳のリバキナは初めて本戦でプレーした昨年の大会で4回戦に進出し、アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)に3-6 6-4 3-6で惜敗。初挑戦だった2019年は、予選決勝で敗れていた。
この結果でリバキナは、マルティッチとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は2020年2月にドバイ(WTAプレミア/ハードコート)の準決勝で一度顔を合わせており、リバキナが7-6(5) 7-6(2)で勝っていた。
今大会でのリバキナは1回戦でラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のココ・バンダウェイ(アメリカ)を7-6(2) 7-5で、2回戦でビアンカ・アンドレスク(カナダ)を6-4 7-6(5)で、3回戦ではジェン・チンウェン(中国)を7-6(4) 7-5で破って16強入りを決めていた。
リバキナは準々決勝で、アリゼ・コルネ(フランス)とアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)の勝者と対戦する。
写真◎Getty Images
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