リバキナがセレナとの初対決に勝利、セットを落とさず8強に躍進 [フレンチ・オープン]

写真はエレナ・リバキナ(カザフスタン)(Getty Images)

今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の女子シングルス4回戦で、第21シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)が第7シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を6-3 7-5で倒してベスト8進出を果たした。試合時間は1時間17分。

 ロラン・ギャロスに3年連続出場となる21歳のリバキナは秋に開催された昨年の大会で初勝利を挙げたあと、2回戦でフィオナ・フェロ(フランス)に3-6 6-4 2-6で敗れていた。リバキナはこれまでにグランドスラム大会で6度プレーしたが、昨年のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)での3回戦進出が最高成績だった。

 両者は今回が初対戦。2月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の準決勝で大坂なおみ(日清食品)に敗れたあとプレーしていなかった39歳のセレナは今月のローマ(WTA1000)でクレーコートシーズンを開始し、2大会で1勝しか挙げることができずに今週を迎えていた。

 今大会でのリバキナは1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のエルサ・ジャクモ(フランス)を6-4 6-1で、2回戦で日本の日比野菜緒(ブラス)を6-3 6-1で、3回戦ではエレナ・ベスニナ(ロシア)を6-1 6-4で破って16強入りを決めていた。

 リバキナは次のラウンドで、第31シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)と対戦する。パブリウチェンコワは4回戦で、第15シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)を7-5 3-6 6-2で下しての勝ち上がり。ふたりは今大会でダブルスを組んでおり、3回戦まで勝ち進んでいる。

 セレナはこの大会で、グランドスラム大会シングルス優勝回数でマーガレット・コート(オーストラリア)の持つ史上最多記録「24」に追いつくことを目指していた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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