2児の母マリアが自国の後輩ニーマイヤーに競り勝ち準決勝へ、34歳にしてグランドスラム自己最高の進撃をさらに更新 [ウインブルドン]
今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月27日~7月10日/グラスコート)の女子シングルス準々決勝で、タチアナ・マリア(ドイツ)が自国の後輩でもあるユレ・ニーマイヤー(ドイツ)とのノーシード対決を4-6 6-2 7-5で制してベスト4進出を果たした。試合時間は2時間17分。
ウインブルドンに3年ぶり10度目の出場となる34歳のマリアは、2015年の3回戦進出がこれまでのグランドスラム大会における最高成績だった。前回プレーした2019年は、1回戦でディフェンディング・チャンピオンだったアンジェリック・ケルバー(ドイツ)に4-6 3-6で敗れていた。
両者が国際大会で対戦したのは、今回が初めてだった。ツアー初優勝を2018年6月にグラスコートのマヨルカ(WTAインターナショナル)で飾ったマリアは今年4月にボゴタ(WTA250/クレーコート)で2勝目を挙げ、今世紀で初となるツアー大会のシングルスでタイトルを獲得した2児の母となった。
今大会でのマリアは1回戦で予選勝者のアストラ・シャルマ(オーストラリア)を4-6 6-3 6-4で、2回戦で第26シードのソラナ・シルステア(ルーマニア)を6-3 1-6 7-5で、3回戦で第5シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)を6-3 7-5で、4回戦では第12シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を5-7 7-5 7-5で破って8強入りを決めていた。
マリアは準決勝で、第3シードのオンス・ジャバー(チュニジア)とマリー・ブーズコバ(チェコ)の勝者と対戦する。
写真◎Getty Images
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