14本のサービスエースを決めたリバキナがトムヤノビッチを倒し、グランドスラム準決勝に初めて到達 [ウインブルドン]

写真はエレナ・リバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月27日~7月10日/グラスコート)の女子シングルス準々決勝で第17シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)がアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)を4-6 6-2 6-3で倒し、グランドスラム大会で初のベスト4進出を果たした。試合時間は1時間51分。

 1セットダウンから巻き返したリバキナは第3セット5-1で迎えたサービスゲームをブレークされたが、2度目のサービング・フォー・ザ・マッチを14本目のサービスエースで締めくくった。

 ウインブルドンに2年連続出場となる23歳のリバキナは初めて本戦でプレーした昨年の大会で4回戦に進出し、アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)に3-6 6-4 3-6で惜敗。初挑戦だった2019年は、予選決勝で敗れていた。

 この結果でリバキナは、トムヤノビッチとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は昨年4月にマドリッド(WTA1000/クレーコート)の1回戦で一度顔を合わせており、リバキナが6-4 6-0で勝っていた。

 今大会でのリバキナは1回戦でラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のココ・バンダウェイ(アメリカ)を7-6(2) 7-5で、2回戦でビアンカ・アンドレスク(カナダ)を6-4 7-6(5)で、3回戦でジェン・チンウェン(中国)を7-6(4) 7-5で、4回戦ではペトラ・マルティッチ(クロアチア)を7-5 6-3で破って8強入りを決めていた。

 リバキナは次のラウンドで、第16シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)と対戦する。ハレプは準々決勝で、第20シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)を6-2 6-4で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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