リバキナがグランドスラム初優勝に王手、2019年女王ハレプを圧倒 [ウインブルドン]

写真はエレナ・リバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月27日~7月10日/グラスコート)の女子シングルス準決勝で、第17シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)が第16シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)を6-3 6-3で退けグランドスラム初優勝に王手をかけた。試合時間は1時間15分。

 ウインブルドンに2年連続出場となる23歳のリバキナは初めて本戦でプレーした昨年の大会で4回戦に進出し、アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)に3-6 6-4 3-6で惜敗。初挑戦だった2019年は、予選決勝で敗れていた。

 この結果でリバキナは、ハレプとの対戦成績を2勝2敗のタイに追いついた。ハレプが挙げた過去2勝はいずれも2時間半近いタフマッチで、2020年ドバイ(WTAプレミア/ハードコート)決勝が3-6 6-3 7-6(5)、昨年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)3回戦は7-6(11) 4-6 6-3でハレプが勝者となっていた。

 今大会でのリバキナは1回戦でラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のココ・バンダウェイ(アメリカ)を7-6(2) 7-5で、2回戦でビアンカ・アンドレスク(カナダ)を6-4 7-6(5)で、3回戦でジェン・チンウェン(中国)を7-6(4) 7-5で、4回戦でペトラ・マルティッチ(クロアチア)を7-5 6-3で、準々決勝ではアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)を4-6 6-2 6-3で破って4強入りを決めていた。

 リバキナは最終ラウンドで、第3シードのオンス・ジャバー(チュニジア)と対戦する。ジャバーは準決勝で、2児の母でもある34歳のタチアナ・マリア(ドイツ)を6-2 3-6 6-1で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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