カレーニョ ブスタがワウリンカから初勝利で2回戦へ [ノルデア・オープン]

写真はバルセロナ・オープン・バンコサバデルでのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ノルデア・オープン」(ATP250/スウェーデン・バスタッド/7月11~17日/賞金総額59万7900ユーロ/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、第5シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)がスタン・ワウリンカ(スイス)を7-5 6-4で下して大会をスタートした。

 初戦から厳しい戦いを強いられたカレーニョ ブスタだったが、高いレベルのプレーを見せて時折持ち前の爆発的なショットを放ってくるワウリンカのサービスゲームを各セットで一度ずつブレークした。

「1回戦から本当に厳しい試合だった。スタンに対して大会を始めるというのは常に難しい」とカレーニョ ブスタは試合後のオンコートインタビューで語った。

「僕のプレーレベルはよかったと思うから、うれしいよ。僕はベースラインから非常に堅固なプレーをした。風があって少し難しかったけど、サービスは試合を通してよかったと思う。それは僕のテニスにとって非常に重要なことだった」

 ワウリンカは10本のサービスエースを決めてファーストサーブからのポイントを90%取ったが、堅実さで勝ったカレーニョ ブスタは一度も相手にブレークチャンスを与えず、自分は手にした6つのブレークポイントのうちふたつをものにして競り合いながらもストレートで試合を終わらせた。

 これはカレーニョ ブスタにとって、ワウリンカに対する初勝利となる。直近の対戦は2017年とかなり前になるとはいえ、カレーニョブスタはワウリンカに過去3戦全敗だった。

 カレーニョ ブスタは2回戦で、アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)と予選を勝ち上がってきたトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)の勝者と対戦する。

 そのほかの試合ではラスロ・ジェレ(セルビア)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)を6-3 7-5で退け、ワイルドカードを得て参戦したエリアス・イーメル(スウェーデン)はダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)を6-4 7-6(5)で倒してそれぞれ2回戦に駒を進めた。

 今大会の第1シードはキャスパー・ルード(ノルウェー)、第2シードがアンドレイ・ルブレフ(ロシア)、第3シードがディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)は第4シードとなっており、上位4シードは初戦がBYEで免除されている。

 また復帰の過程に取り組んでいるドミニク・ティーム(オーストリア)も出場しており、火曜日に行われる1回戦でエミル・ルースブオリ(フィンランド)と顔を合わせる予定になっている。

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写真◎Getty Images

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