大坂なおみがWTA500サンノゼ大会のワイルドカードを獲得

写真はマイアミ・オープンでの大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「ムバダラ・シリコンバレー・クラシック」(WTA500/アメリカ・カリフォルニア州サンノゼ/8月1~7日/賞金総額75万7900ドル/ハードコート)が大会公式サイトを更新し、元世界ナンバーワンの大坂なおみ(フリー)がワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取り大会に出場を予定していると発表した。

 大会がスタンフォード大学で開催されていた2014年、大坂はそこでWTAツアー本戦デビューで飾っていた。当時16歳で世界ランク406位だった大坂は予選2試合を勝ち抜き、1回戦で当時世界19位のサマンサ・ストーサー(オーストラリア)に4-6 7-6(7) 7-5で競り勝つサプライズを起こしていた。

 その年に同大会を制したのは彼女のアイドルでもあるセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)で、WTA(女子テニス協会)の公式サイトでは子供らしさを残す16歳の大坂がセレナと一緒に写った写真を掲載している。

「大坂なおみがベイエリアに戻ってくることにわくわくしています。彼女は私たちの大会でWTAツアーのデビューを果たしました。その彼女がコート内外で成長していく様子を目にするのは実に素晴らしいことでした」と大会ディレクターのビッキー・グンナーソン氏はコメントした。

「彼女は単に素晴らしい選手というだけではなく、平等と社会変革への彼女の取り組みは本当に感動的なものでした」

 既に発表されているエントリーリストには6人のトップ10プレーヤーのほか、フレンチ・オープン準優勝者のコリ・ガウフ(アメリカ)、ウインブルドンを制したエレナ・リバキナ(カザフスタン)、2019年USオープン女王のビアンカ・アンドレスク(カナダ)らが含まれている。

 同大会の歴代優勝者にはセレナ以外にもビリー ジーン・キング(アメリカ)、 クリス・エバート(アメリカ)、マルチナ・ナブラチロワ(アメリカ)、モニカ・セレス(アメリカ)、マルチナ・ヒンギス(スイス)、ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)、キム・クライシュテルス(ベルギー)といったレジェンドたちが名を連ねている。

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写真◎Getty Images

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