大坂がアキレス腱のケガから復帰後の初戦に勝利、2回戦の相手はガウフに決定 [シリコンバレー・クラシック]
WTAツアー公式戦の「ムバダラ・シリコンバレー・クラシック」(WTA500/アメリカ・カリフォルニア州サンノゼ/8月1~7日/賞金総額75万7900ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、世界ランク41位(8月1日付)の大坂なおみ(フリー)が同51位のジェン・チンウェン(中国)を6-4 3-6 6-1で倒して夏のハードコートシーズンをスタートした。
最初の2セットはそれぞれワンブレークしたほうが奪ってセットトールとなったが、第3セットではアンフォーストエラーを6本に抑えた大坂が主導権を握って2時間2分の試合を締めくくった。
クレーコートシーズンにアキレス腱を痛めてウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)を含むグラスコートシーズンをスキップした大坂にとって、これは初戦敗退に終わった5月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)以来となる試合だった。
今大会がスタンフォードで開催されていた2017年以来(予選敗退の2014年を含む)5度目の出場となる24歳の大坂は、初参戦だった2014年に予選を突破して2回戦に進出したのがこれまでの最高成績。前回プレーした2017年は、1回戦でキャロライン・ドラハイド(アメリカ)に4-6 2-6で敗れていた。
大坂は次のラウンドで、アンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)を6-1 6-0で破って勝ち上がった第6シードのコリ・ガウフ(アメリカ)と対戦する。
そのほかの試合では第9シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)、シェルビー・ロジャーズ(アメリカ)、クレア・リュー(アメリカ)、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のドラハイドが2回戦に駒を進めた。
写真◎Getty Images
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