西岡良仁が過去2敗のハチャノフから初勝利で初の準々決勝進出 [シティ・オープン]

写真は西岡良仁(ミキハウス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「シティ・オープン」(ATP500/アメリカ・ワシントンDC/8月1~7日/賞金総額210万8110ドル/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、西岡良仁(ミキハウス)が第7シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)に7-6(2) 7-6(1)で競り勝ち初のベスト8進出を果たした。試合時間は2時間18分。

 ツアー大会で西岡が8強入りしたのは2月のアカプルコ(ATP500/ハードコート)以来で16回目、ATP500では3度目となる。

 ワシントンDCに2年連続5度目の出場となる26歳の西岡は、2019年の3回戦進出がこれまでの最高成績だった。昨年はジャック・ソック(アメリカ)に対する1回戦で第1セットを先取したが、右脚のケガを理由に第2セット途中で棄権を強いられていた。

 ふたりはこれが3度目のマッチアップだったが、西岡が初勝利を挙げた。昨年は7月に東京オリンピック(東京・有明テニスの森/ハードコート)の1回戦で顔を合わせ、ハチャノフが3-6 6-1 6-2で勝っていた。

 今大会での西岡は1回戦でジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)を6-4 6-3で、2回戦では第11シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)を3-6 7-6(6) 6-2で破って3年ぶりの16強入りを決めていた。

 西岡は準々決勝で、第3シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)と第16シードのダニエル・エバンズ(イギリス)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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